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2006.10.10 (Tue)

2006バルト三国旅行記(その15) - ヴィリニュスで過ごす幸せな土曜日(9月9日)

先日の強風で停電。さらにその停電で職場のLANがぶっ壊れて復旧に追われてました。
天気に文句を言っても仕方ないのですが、一言だけ言わせてください。

ふざけんな。

さて、前回の記事の続きです。
ブラブラとお散歩してヴィリニュスの休日を楽しんでいます。


◆本当のヴィリニュスの姿を垣間見たか?

円形城塞から旧市街地中心部に向かって歩く。空を見ると凄い速さで雲が流れていく。決して暖かいとは言えない気温だが、雲が切れると太陽の光が降り注いで気持ちがいい。
裏路地を歩いていると、ところどころに警官が立っていて交通整理をしている。不思議に思っていたが、その理由はすぐに明らかになった。ウジュピス地区へ行く橋のたもとにある正教教会の前まで行くと、大勢のマラソンランナーがやってきた。どうやら市民マラソン大会の真っ最中らしい。参加者の顔ぶれは老若男女様々だが、格好のほうもバラバラで何故か軍服(迷彩服にヘルメットまで装備)を着て走っている奴までいる。しばらく眺めていたが、とりたてて面白いことが無いのでウジュピスへ行ってみる。

ウジュピス地区は旧市街から川を挟んですぐ隣という絶好のロケーションにも関わらず、橋が架かっていなかったゆえに発展から取り残され、非常にうらぶれた雰囲気の地区だったという。しかし、1980年代後期からその雰囲気を好む芸術家や若者が住むようになり、いつしかパリでいえばモンマルトルのような位置づけとなった。
正教教会の横にある橋を渡ってすぐのところにラッパを吹く天使の像がある以外、おしゃれなカフェが数件あるくらいしか見所の無い地区だが、ボロボロの家がたくさんあってうらぶれた雰囲気が堪能できる。以前にユリアが「ヴィリニュスの街はあちこちで工事をしていて、ここ数年凄い勢いで綺麗になっている」と言っていたが、以前のヴィリニュスは街全体がこんな雰囲気だったのだろう。昨年の夏に来た際には郊外の住宅街まで足を伸ばしたが、確かにかなーりうらぶれていた。まぁ、キエフやミンスクみたいなドンヨリした嫌な雰囲気は無いんですけどね。この思いは後にリエパーヤに行った際に確信へと変わることになる。
ヴィリニュスに住むとしたら、この辺りのオンボロ家屋を買って改修して住もうかなぁ・・・。

ウジュピスにある天使の像
 ウジュピスにある天使の像


◆聖アンナ教会とベルナルディン教会

旧市街地へ戻る橋の上で親子が記念撮影をしていた。その際に何故か子供に懐かれ、もみくちゃにされる。子供は好奇心が旺盛なので、「あー、変な顔した奴が歩いてるぞ」と寄ってくるのだ。色々と話し掛けてくるが、残念ながら何を言われているのか全く理解できなかった。「黄色い猿」とか言われていないことを祈る。そんなこと言われたらな・・・そんなこと言われたら、泣くぞ。

やがて聖アンナ教会の前までやってきた。16世紀に建てられたゴシック様式の教会だ。かつて、この地までやって来たナポレオンに「なんと素晴らしき教会か。余はこれをパリに持ち帰りたい」と言わしめた傑作。
そのすぐ裏手にベルナルディン教会が隣接しているのだが、聖アンナ教会と違ってこちらはきちんと手入れされておらず、内部のフレスコ画もボロボロ。殆ど剥げてしまって何が描かれているのか分からない。近年になって修復作業が行われるようになったが、前回ユリアと一緒に来た際、彼女が「こっちの教会は文化的価値が低いから放置されていたのよ。隣同士なのに扱いが全然違うでしょ?」と言って笑っていたのを思い出した。皆様もヴィリニュスへ行った暁には是非訪問して、両教会の落差の激しさをご堪能ください。

聖アンナ教会
 天に向かってそびえ立つ聖アンナ教会


引き立て役同然の惨めなベルナルディン教会だが、ちょうど結婚式が行われていた。新郎新婦が教会の前で出席者を出迎えていたところを丁度通りかかったので、「おめでとう、お幸せにね」と声を掛けると新婦は感極まって半泣きになっていた。女の子にとって人生最大の晴れ舞台だから無理も無いが、これでは式が始まったら大泣きしちゃうのでは?と不安になる。
中へ入りボロボロのフレスコ画を見て「修復作業をしてるというが、去年の夏から全然変わってねぇじゃん」とボヤいていると、別室の礼拝所で結婚式が始まった。教会の片隅からこっそりと様子を見守ったが、新婦が泣き出すことはなかった。ほっとしたので、その場を静かに立ち去る。

旧市街地のメインストリートであるピリウス通りへ出ると、ここもマラソンのコースになっているようで金網が立てられており、警官とスタッフが立っていた。その様子を見ていた子供があまりにかわいらしかったので、写真を一枚。

マラソンを見物していた子供
 マラソンを見物していた子供

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テーマ : ヨーロッパ旅行記 - ジャンル : 旅行

11:49  |  2006バルト三国  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●心のふるさと...

旅行といえば近場の温泉って感じの私ですが、黒猫様の旅行記を読んでいると、海外にも不思議な親近感を覚えます(笑)
異国の裏町に馴染んでいる黒猫様の姿が目に浮かびますね。
旅先では特にトラブルに見舞われてはいないようですが...職場の方が!!
お疲れ様でした。
ゆーみん |  2006年10月14日(土) 17:31 |  URL |  【コメント編集】

●温泉はありませんが、綺麗な街ですよ

東洋人が殆どいない街なので、馴染むどころか目立って仕方ありません。w
でも、日本人だと分かると優しくしてもらえることが多いですよ。ヴィリニュスでも中国人や朝鮮人は嫌われているようです。

職場ね、機械は直らない、ユーザーからの苦情殺到で、3日間ほどパニックでした。マジで疲れてます。
にゃおんちゃん |  2006年10月15日(日) 05:55 |  URL |  【コメント編集】

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