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2006.09.21 (Thu)

2006バルト三国旅行記(その2) - 大荒れの幕開け(9月7日)

前回の記事の続きです。
さて、いよいよ本編突入です。出発からして大荒れでした。


◆旅は寝坊から始まった・・・(2006年9月7日)

今回、にゃおんちゃんが使った航空会社はフィンエアー(フィンランド航空)。ムーミンの飛行機である。普段なら欧州系のエアラインなど高くて手が出ないのだが、スナフキンが「今度はバルト三国に行こう」と言っている広告を見て大枚はたいてチケットを購入した。・・・というのは大嘘で、キャンペーン価格で安かったので使うことができた。千歳-名古屋-ヘルシンキ-ヴィリニュスという経路となる。前回はキャセイ・パシフィックで千歳-香港-ロンドン-キエフという地獄のフライトを体験して酷い目に遭ったが、今回はかなり楽できそう。
ただし、出発が朝早い。千歳発が朝の8時なのだ。にゃおんちゃんは日本の片隅の北海道のさらにその片隅の「毛ガニ村」に住んでおり、千歳空港まで約320kmほどの距離がある。というわけで夜中の2時に出発しなければならない。
荷物のパッキングを終えると22時になっていた。2時まで起きていようかと思ったが、徹夜で千歳まで運転するのは辛いので、少し仮眠を取ることにした。

目が覚めて時計を見る・・・。


4時30分?


・・・・・・?
時計が差す時刻が何を意味するか分からず、一瞬思考が止まる。


だーっ!寝坊したあぁぁ!


大急ぎで荷物を車に積み込み、慌てて出発する。
千歳まで3時間で行けだと?!行けるわけねーだろっ!札幌までだって3時間半かかるんだぞ!
ムーミンと一緒にバルト三国が遠のいていくのが見えたような気がした。悔しさで胸がいっぱいになる。
しかし、諦めた瞬間に終わってしまう。「どこまで行けるか分からないが、やれるところまでやってやるぜ!」と気持ちを切り替え、愛車レガシー君のアクセルを踏み込むにゃおんちゃん。田舎道のうえに早朝なので交通量も少なく、道路はにゃおんちゃんの貸切状態と化している。雨が降っていたが路面状態に合わせた運転をする選択肢などオイラには無い。時間は有限、たった3時間なのだ。
とはいっても、事故ったらその瞬間に終わってしまうので、「頭はクールに、心はホットに」と自分に言い聞かせる。焦る気持ちを落ち着かせ、滑りやすい路面に萎える闘争心を奮い立たせながら、夜道を爆走する。


◆メイク・ミラクル

100km先にある最寄のインターチェンジまで1時間で来た。よし、ここまでは予定通り。厄介な一般道は乗り切った。あとは高速道路をありったけのスピードで走るだけだ。そこから先は、何kmで走ったのか分からない。ずっとメーターが振り切れていたので分からないのだ。とにかく事故ってしまっては全てが終わるので、事故らない程度でかつ可能な限りの速さで走った。
空港まであと80kmというところでふと燃料系を見ると、「E」を差している。だーっ!昨日、満タンにしたばっかりだっていうのに、どうしてもうガソリンがねぇんだー!普段なら札幌まで走っても1/5程度は残っているのに、どうして札幌の40km手前で空になるんだよ!過酷な全開走行によってガソリンは恐るべき勢いで消費されていた。やがて警告等が点灯した。

このまま走り続けるか、スピードを落として燃料を節約するか迷う。今時、ル・マン24時間耐久レースに出るドライバーだって燃費なんか考えて走らねーぞ。どうして一般人のにゃおんちゃんがこんなことに悩みながら走るのだ。ここから次のサービスエリアまで約30km。ガス欠で止まろうものならその瞬間に全てが終わるが、かといってモタモタしていても時間切れとなる。
暫し悩むが、頭の中で残燃料の量とここまで燃費を計算し、このままイケるだろうという結論を出す。というわけで再びメーターが振り切れた状態で走行するオイラ。そんなことをやっているあいだに札幌に到着。家を出てから2時間ちょっとで札幌まで来てしまった。この調子なら何とか間に合いそうだ。
ちなみに、札幌までの自己ベストタイムを大幅に更新したが、この記録は二度と破られることはないだろう。二度と挑戦したくもない。


高速道路には乗ったままなのだが、市内に入ると途端に交通量が増える。しかも、ペースカー(パトカー)まで登場しやがった。あー、イライラするぅ~。寝坊、雨、ガス欠の次は渋滞+パトカーのコンビかよ。神様はどうしてこのような試練をお与えになるのか!って、寝坊したオイラが悪いんじゃ。にゃおんちゃんのバカ!
さすがにペースカーをブチ抜く勇気は無いので、ここはひたすら我慢。やがて市内を抜けるとペースカーは脇道に消えていった。ここから次のパーキングエリアまではすぐ。何とかガソリンももったようだ。パーキングエリアに入り、いそいそと給油する。給油量から逆算すると、タンクにはまだ6ℓ程度残っていたようだ。給油を終えるとすぐに出発する。トイレに行く時間もない。

残りは20km程度。雨が激しくなってきたうえに交通量も増えてきたので、ペースは若干落ちたがそれでも次々と周りの車をブチ抜いていくレガシー君。そして20分後の午前7時、千歳IC到着。よーし!イケる!あとは市内が渋滞していないことを祈るばかり・・・。
ICを降りて市内に入るが、道は混んでいなかった。7時10分、いつも使っている空港そばの民間駐車場に到着。空港の駐車場は高くて長期間車を置いておくのは無理なのだ。車を降りるとレガシー君から焦げ臭いにおいがする。よく走ってくれた。老体にムチ打つような真似をしてゴメンよぉ~。
送迎の車で空港へ向かう途中、荷物を開けて忘れ物が無いかどうか確認する。バッグパックに掛ける南京錠とサングラスを忘れた以外、特に忘れ物は無さそうだ。慌てて家を飛び出したにしては上出来だ。まあ、いい。

7時30分、新千歳空港到着。奇跡は起きた。
長島監督ではないが「メイク・ミラクル」である。
おまわりさん、ごめんなさい、ごめんなさい、もう二度としません。

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