2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2006.05.12 (Fri)

【思い出の80'sメタル】第9回:ECT COMPILATION(Part3) - 訳の分からん連中が次々と登場

前回の記事の続きです。
今回は訳の分からん連中がゾロゾロと出てきます。こんなバンドの映像が残っている・・・というか、存在していたなんて凄いですね。


◆MARINO THE BAND / 1.Sad Situation 2.Suzie Don't Rock n' Roll
フランク・マリノでもなく、大谷令文のMARINOでもなく、MARINO THE BANDである・・・。知らんがな、誰だお前。

MARINO THE BAND 1986

というわけで調べてみました。1983年にイギリスのハルでマリノというギタリストを中心に結成されており、数本のカセットと5~6枚のアルバムを出しているそうだ。ここに収録されているのは、多分「GYPSY AT HEART」というアルバムを出した1986年のライヴだろう。また、この女性シンガーのリサ・ドミニクは後にソロに転向し、1980年代後半から90年代初頭にかけて3枚ほどアルバムを出している。

しかし、どうしてこのバンドがメタル扱いされているのか分からん。1曲目などはまるでBLONDIEのようだし、2曲目は普通のロックンロールである。別に悪いバンドではないが、他に収録するバンドがあるのでは?
うーむ・・・これ以上何も言うことは無い。次、行ってみよー!


◆WILDFIRE / 1.Jerusalem 2.Natural Selection
日本では見事にスルーされたが、残した2枚のアルバムはいずれも佳作。また、ゲイリー・バーデンのSTATETROOPERの前身バンドとして知られている。"Jerusalem"を「新しいシングル」と紹介しているので、「SUMMER LIGHTNING」リリース後の1985年頃のライヴか。

WILDFIRE 1985

MCでサポートメンバーのキーボード奏者を「ゲリー・バーデンのバンドSTATETROOPERのスティーヴ・グローバー」と紹介している。てっきり、WILDFIREからVoが抜けてSTATETROOPERに移行したと思っていのだが、両者は並行して活動していた時期があるのだろうか?

ジェフ・サマーズ(G)、ブルース・ビスランド(Ds)という実力者がいるバンドなので、演奏はとてもしっかりしている。一方、アルバムでは良い歌を披露していたポール・マリオ・デイだが、ライヴになるとちょっと音程が怪しい。
っていうか、お前その髪型何とかしろよ。それじゃ林屋ペーかピザ屋の店員にしか見えんぞ。マイクを握り締めてカメラに流し目されても、林屋ペーじゃ笑ってしまうのだ。

WILDFIREからSTATETROOPERになった理由は、まさかこれじゃないだろうね?w


◆SPIDER / 1.Rock Tonite 2.All The Time
SPINAL TAPが出てきたのかと思ったら、SPIDERだった。w
イギリスにはSTATUS QUOから影響を受けたハード・ブギー一直線のバンドがたくさんいたが、このハンドはVARDISと並ぶブギー野郎の代表格。「RAISE THE BANNER」収録の"Rock Tonite"を演奏しているので、1986年頃の映像と思われる。

SPIDER 1986

このバンドはMOTORHEADばりに凄いスピードで爆走するVARDISと違って普通にノリの良い曲が多いので、とにかく楽しい。アルバムも踊りだしたくなるようなノリノリの曲が満載だったが、こんなに楽しいライヴをやるバンドだとは知らなかった。やたら原色の衣装ばかり着てアホっぽいのもこのハンドらしくて微笑ましい。

初めて聴いた気がしないキャッチーなメロディと軽快なテンポの曲ばかりなだけに、もっと人気があってもおかしくないバンドだったが、当時の日本で「SPIDERが好き」などと言おうものならノータリンのような扱いを受けたのは一体どういうことだ!
嫌なことがあっても、こんな楽しいライヴで踊り狂ったら「明日もまた頑張ろう」と思えそう。アホだけど素敵なバンドでした。


◆GARY MOORE & PHIL LYNOTT / 1.Out In The Fields 2.Military Man
アイルランドを代表するHR界のヒーロー二人が過去の因縁を乗り越えて、1986年に行った奇跡のプロジェクト。この翌年にフィル・ライノットが亡くなってしまうだけに、もう一度二人の共演を見ることができて本当に良かった。
メンバーは、ゲイリー・ムーアとフィルに加え、チャーリー・モーガン(Ds)、ニール・カーター(Key)とPVと同じメンツ。ついでに着ている衣装もPVと同じ。

GARY MOORE & PHIL LYNOTT 1986

プロジェクトのメイン曲である"Out In The Fields"を演奏しているのは当たり前だが、"Parisienne Walkways"でも"Still In Love With You"でも"Stop Messin' Around"でもなく、"Military Man"を演奏しているのは珍しいかもしれない。この曲の中間で転調する部分のフィルの歌とロマンティックなギターソロは本当に素敵だ。

ところが、いつもどおり力いっぱいギターを弾きまくるゲイリー親方と違って、フィル親父は明らかに具合の悪そうな顔をしており元気が無い。歌声も何だか弱々しいし、ゲイリー親方が顔をクシャクシャにしてギターを弾いていても、フィル親父はそれに絡むことも無くボーっと立って見ているだけ。風邪をひいて熱でも出していたのか、あるいは二日酔いで吐きそうだったのか。w


◆TARAZARA / 1.Behind The Mask 2.Fantasy
また知らないバンドが出てきた。しかも、パッケージには「TERA RAZA」と書いてあるのだがどこで調べても見つからず、途方に暮れる。散々調べまわった末に正しい名前は「TARARAZA」であることが発覚した。いくらブートといえども、バンド名くらいは正しく表記してくれ・・・。

TARAZARA 1985

さて、やっと正しい名前が判明したものの、メンバーの名前と1985年に"Fantasy"というシングルをリリースしていること以外、何も分からない。
ちょっとグラムっぽい格好をしているが、キーボード・プレイヤーを含む5人編成のバンドで、メロディアスでポップなHRを演奏している。哀愁を帯びたメロディがあるわけではないがイギリスのバンドらしく押し引きのツボを心得ており、演奏のほうも無難。これだけやれれば、メジャーからアルバムを出していてもおかしくないんだけどなぁ・・・。

シンガーのダニエルズは現在はT-REXのカヴァー・バンドT-REXTASYというバンドをやっている他、何故か布袋寅泰の「CAPTAIN ROCK」というアルバムにバック・コーラスで参加している。


◆CHARIOT / 1.When The Moon Shines 2.Vigilante
DIRTY DEEDSの前身として知られているバンドで、1980年代半ばに2枚のアルバムを残している。いずれの曲も「THE WARRIOR」からの選曲であることから、1984~5年頃のライヴと思われる。

CHARIOT 1984

次作「BURNING AMBITION」で化ける彼らだが、この頃は普通のダサメタルだったので特に期待していなかった。ところが、凄いパワフルな演奏をしており、ライヴだと結構聴ける。『Shades』が第一弾アーティストとして発掘してきただけあって、斜陽のロンドンのクラブシーンをくぐり抜けてきたバンドらしいタフなライヴを披露している。

どこを切ってもNWOBHMそのものという楽曲の上におっさんくさい声の歌が載っているマイナーメタルなのだが、あの時代特有のサウンドなので好きな人にはたまらない代物だ。あと3年早くデビューしていれば、NWOBHMの一員としてもっと高い評価を受けたバンドかもしれない。もっとも、今でもDIRTY DEEDSとして現役なので、本人達はそんなことは気にしてないと思うが。


◆PERSIAN RISK / 1.Women In Rock 2.Rise Up
1979年にカーディフで結成されたバンドで、NWOBHMなどとっくに終わった1986年にアルバムを一枚出してひっそりと消えている。ポール・ディアノのBATTLEZONEのメンバーを輩出している他、ヴォーカリストのカール・センテンスがウド・ダークシュナイダーの後任としてACCEPTに加入する噂があった。

PERSIAN RISK 1986

唯一のアルバム「RISE UP」は1986年という時代に配慮してハードポップ色の強いものだったが、それ以前にリリースされたシングルなどから分かるとおり、本来の彼らはNWOBHM色の強いHMバンド。JUDAS PRIESTのような格好をしていることから分かるとおり、このライヴでは本来の彼ららしいハードな演奏を聴くことができる。

カール・センテンスはACCEPTから誘われるだけあって、堂々とした歌とステージングを披露している。垢抜けてないのが難点なのだが、それは実際に垢抜けないバンドにいるのだから仕方ない。w
もしACCEPTのような大物バンドに加入していれば、2年もすれば堂々とした風格を持つシンガーに成長していたかもしれない。

《Part4へつづく》

関連記事

テーマ : HR/HM - ジャンル : 音楽

08:03  |  ロックな生活  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://powerpopisland.blog68.fc2.com/tb.php/43-b8e69cdd

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。