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2006.05.10 (Wed)

【思い出の80'sメタル】第8回:ECT COMPILATION(Part2) - ハナタレ小僧メタルのDVDにHAWKWINDは反則!

前回の記事の続きです。
Part2の今回もシビレるバンドが続々と登場します。


◆TORME / 1.Star 2.Hardcore
「BACK TO BABYLON」リリース時のメンバーで、Voはもちろんフィリップ・ルイス(元GIRL)。正確な時期は不明だが、「BACK TO BABYLON」リリース後の1985~6年頃のライヴであることは間違いない。

TORME 1985

フロント3人が長身の色男なうえにイギリス人らしく衣装のセンスがいいので、格好いいったらありゃしない。当時雑誌で見たよりも化粧が濃く、バーニー・トーメ(写真左)などまるで吸血鬼のようだが、映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」に登場する美しい吸血鬼を彷彿させる。この当時のイギリスのHRシーンで一番華と勢いを感じさせたバンドは間違いなく彼らだ。
クリス・ヘイルマン(B)とイアン・ホワイトウッド(Ds)も後にSHARK ISLANDや再結成SHAM 69で活躍するツワモノなので、演奏もそのへんの普通のHRバンドより上手い。

これほどのバンドが結局インディーズでの活動から抜け出せずに崩壊してしまったのだから、当時のイギリスのメジャー・レーベルはよほど腐っていたんだな。


◆WAYSTED / 1.Rolling Out The Dice 2.Heaven Tonight
フィン、ピート・ウェイ、ポール・チャップマン、ジェリー・シャーリー、ジミー・デ・リラの5人編成なので、「THE GOOD, THE BAD, THE WAYSTED」リリース後の1985年のライヴ。

WAYSTED 1985

いつもどおりシマシマのスパッツをはいて飛び跳ねるようにベースを弾いてるピート・ウェイは格好良いのだが、一方のフィンは名物のヘンテコな蜘蛛の巣Tシャツを着ているうえに、江頭2:50みたいな動きをするので笑ってしまう。よりによって美形のTORMEの次がこれである。w

インディーズにドロップしていた時期とはいえ、歴戦の勇士が集まったバンドなので良いライヴをしている。特に名手ジェリー・シャーリーのドラムは素晴らしい。「佇まいは江頭2:50だが歌声はスティーヴ・マリオット」というフィンも熱唱している。ただし、この日は調子が悪かったのか高声が出ておらず、名曲"Heaven Tonight"のサビの部分をフェイクして歌っているのが少し残念。

それにしてもこのバンドはメンバーがよく動く。渋いブリティッシュHRをベテランが渾身の力で演奏しているのは格好良い。


◆SHY / 1.Keep The Fires Burning 2.Hold On(To Your Love)
"Hold On(To Your Love)"を「ニュー・シングル」と紹介しているので、「BRAVE THE STORM」をリリースした1985年のライヴだろう。

SHY 1986

にゃおんちゃんはこのバンドが大好きで相当期待していたのだが、悲惨以外の何物でもなかった。
演奏は普通なのだが、何が酷いってトニー・ミルズが全然歌えてない。"Keep The Fires Burning"も怪しい出来だが、"Hold On(To Your Love)"ははっきり言ってメチャクチャである。いくらシングル曲だからって、こんなに歌えない曲をテレビでやるなよ。バンドの評判を落としたいのか、お前ら。
確かにこの曲はハイトーンの部分が続く曲なので、どんなヴォーカリストにとってもキツいのは間違いないが、歌が命のメロディックHRでこれはマズい。おまけにコーラスもヨレヨレで酷い。加えて、トニーは衣装はダサダサなうえに、ステージアクションも格好悪すぎる。近所の兄ちゃんが間違えてステージに上がっているようにしか見えない。

そんな中で唯一の救いはスティーヴ・ハリス(写真右)のギター。アルバムでも印象的なフレーズを連発する隠れた名ギタリストなのだが、ライヴでも非常に丁寧なプレイでそれを再現している。どうしてこの人がギター・ヒーロー扱いされなかったのか、不思議でならない。


◆TOBRUK / 1.Breakdown 2.Falling
「新しいシングル」と言って"Falling"を紹介しているので、「WILD ON THE RUN」をリリースした1985年のライヴだろう。

TOBRUK 1985

「イギリスのBON JOVI」などと言われた彼らだが、当時から何だか北欧のバンドのような気がしていた。ライヴ映像を見ていると、金髪のメンバーが多いことやヤボったい衣装のせいで、ますますそんな印象が強くなる。
とはいえ、演奏はしっかりしているし、歌もきちんと歌えている。ピョンピョン飛び跳ねながら演奏する姿はベテランのような貫禄は無いものの、とても若々しくエネルギッシュだ。名曲"Falling"が聴けるのは嬉しい。

いまいち垢抜けてないので風格を感じないのだが、考えてみればデビュー当時のBON JOVIだってこんなものだった。アルバム3~4枚くらい出せばそれなりの地位を築けたバンドかもしれない。


◆HAWKWIND / 1.The Right Stuff 2.Angels Of Death
うーむ・・・にゃおんちゃんはこのバンドについては殆ど何も知らないのだ。メンバーだって顔を見て分かるのはボーカルのデイヴ・ブロック(写真右)だけだ。「STONEHENGE/THIS IS HAWKWIND DO NOT PANIC」に収録されている"Angels Of Death"を演奏しており、曲が終わるとカメラがパーンしてWARRIORが出演するので、どうやら1985年のライヴの模様。

HAWKWIND 1985

1960年代から活動しているバンドだけあって(メンバーは相当入れ替わっているが)、メチャクチャ上手くてスリリングな演奏をしている。グルーヴを自由自在にコントロールしながら演奏する様は圧巻で、ここまでに登場したバンドなどハナタレ小僧に思える。昔のロック・バンドってこういうのが当たり前に上手いんだよねぇ。
それにしてもこんなに凄いバンドだとは知らなかった。いや、マジで凄いですよ。

えらい昔に少しだけアルバムを聴かせてもらったことがあるのだが、そのときにはぶっ飛びまくりのサイケな音像に驚いた。しかし、ここに収められているライヴはそこまで酩酊感は強くない。スペーシーで少しサイケなイギリスの普通のロック・バンドといった感じで、これならにゃおんちゃんでも聴ける。少しこのバンドについて勉強してみようかな。


◆WARRIOR / 1.Fighting For The Earth 2.Defenders Of Creation
後にSTEVE STEVENS ATOMIC PLAYBOYSに加入するペリー・マッカーシー(写真左)や、SHADOW KINGやFOREIGNERに参加するブルース・ターゴン(写真右)がいたバンド。日本では日系人ギタリストのトミー・アサカワがいることでも話題になった。サンディエゴ出身のバンドなのだが、『Virgin』と契約していたのでイギリスのマーケットも重視していたようだ。しかし、この渡英から帰国間もなく彼らは解散している。

WARRIOR 1985

MALICE、ARMERD SAINT、LIZZY BORDENなどと同様に欧州のHMに影響を受けているバンドなのだが、彼らと違ってインパクトや迫力よりも独特の世界観の醸成に重きを置いていたようなところがある。多分、そういった点が分かりにくく地味な印象を与えてしまったのだろう。
1985年といえばLAメタル全盛期でどこのメジャー・レーベルもLA出身のバンドを抱えていた。そんな群雄割拠の時代に、「分かりやすさ、インパクト第一」のアメリカでこんな音が注目されるわけがない。

特に演奏が上手いバンドではないが独自の世界を構築しよういう意図が感じられ、新人離れした印象を受ける。アルバムを3枚くらい出せば面白い存在になっていたかも。


◆MAMA'S BOYS / 1.Needle In The Groove 2.Power & Passion
2曲とも「新しいアルバムからの曲」と紹介しているので、「POWER & PASSION」をリリースした1985年のライヴと思われる。この時期はアメリカ進出にも成功した他、最高傑作「POWER & PASSION」を引っさげて日本でも素晴らしいライヴを披露しており、まさに彼らの黄金期。

MAMA'S BOYS 1985

久しぶりに聴いたが、このバンドは本当に演奏が上手い。トリオ編成の利点を生かして自由自在にグルーヴをコントロールしているのが分かる。"Needle In The Groove"などはローリー・ギャラガーを彷彿させる渋い曲なのだが、冗談みたいなバンド名とは裏腹に、こういったブルージーな曲もこなす懐の深さを持つ。
1970年代のブルージーなHRをベースとする、どちらかといえば地味なバンドなのだが、こんなライヴができるならそりゃ日本でもアメリカでも人気出るわ。

ヘッドバンギングできる曲など皆無だが、気持ち良いリズムと歌うギターに酔いしれてしまい、一晩中聴いていられそうな心地良さを持つ。次のアルバムで普通のハードポップになってずっこけてしまったのが本当に惜しい。

《Part3につづく》

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テーマ : HR/HM - ジャンル : 音楽

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