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2013.02.02 (Sat)

本日の鹵獲品(ALIEN / ALIEN)

 ALIEN / ALIEN (1988)

Alien (1988) 1.Brave New Love
 2.Tears Don't Put Out The Fire
 3.Go Easy
 4.I've Been Waiting
 5.Jamie Remember
 6.Feel My Love
 7.Only One Woman
 8.Wings Of Fire
 9.Dying By The Golden Rule
10.Touch My Fire
11.Dreamer
12.Mirror
Produced by Chris Minto
Performed by Jim Jidhed(Vo), Tony Borg(G), Ken Sandin(B), Toby Tarrach(Ds), Jimmy Wandroph(Key)


スウェーデン第二の都市イエテボリ出身のメロディック・ハードロックバンドの1988年のデビュー作。
このたび、本作がギリシャの『No Remorse』というレーベルから再発され、さらに今年の「FIRE FEST」への出演が決まったので、記念に取り上げた次第。

クソダサいジャッケトを見るとハズレ臭がプンプンするが、とんでもない!北欧メタル史に残る名作です。
北欧のバンドらしい透明感がありなからも非常に垢抜けており、このままイギリスやアメリカに持って行っても通用するであろうクオリティを誇る。12曲も収録されているが、捨て曲はひとつもない。
あのEUROPEだって、最初の2枚はダサい曲もたくさんあったし歌も下手だったのに、それに対してこのバンドはデビュー作でいきなり完璧に近いものを出してきたのだから、こいつらは一体何者だ?と騒ぎになったのは当然だった。

この騒ぎを見た所属レーベル『Virgin Scandinavia』は、これならワールドワイドで通用すると判断してアメリカに売り込みを掛け、1989年にリイシュー盤が日本を含む全世界でリリースされている。
このリイシューの際に、既にジム・ジドヘッドが脱退していたことから、Voを後任のピート・サンドベリのものに差し替え、楽曲も一部を差し替えて(4曲カットして新曲を2曲追加)全曲リミックスし、さらにジャケットを変更している。『Virgin』はALIENを本気でEUROPEに続くバンドとして売り出そうとしていたものと思われる。

Alien (1989)北欧メタルマニアの多くは、やはりオリジナル盤のほうを好むらしいが、リイシュー盤も世界進出を見据えて作ったものだけあって高い完成度を誇っている。
まず、リミックスによってタイトで分厚い音になっている。オリジナルはかなりリヴァーブが掛かった音で、それはそれで北欧のバンドらしい雰囲気を醸し出していたが、アメリカでの成功を狙うならやはりこういう音にしたほうがいい。
また、ボーカルの交代も功を呈したようで、歌のクオリティが上がっている。個人的にはジム・ジドヘッドのいっぱいっぱいの歌も好きなんだが、客観的に見ればピート・サンドベリの余裕たっぷりで貫禄すら漂わせる歌のほうが上。ルックスもジム・ジドヘッドがただのおっさんなのに対して、ピート・サンドベリはセクシーなロックスターっぽいし。
ジャケット?言うまでもなくこっちのほうがいいに決まってる。オリジナルのジャケットでは売れるものも売れない。


本作リリース後、新加入のピート・サンドベリとリーダーのトニー・ボルグを除くメンバーが全て入れ替わり、1990年に「SHIFTIN' GEAR」をリリース。
プロダクションもちゃんとしていて、お金掛けて作ったであろうことが分かる作品だったが、楽曲の質が大幅に低下して普通のメロディック・ハードロックに成り下がってしまった。いや、決してダメなアルバムではないのだが、やはり前作が凄すぎたのだ。

その後、ALIENはメジャー契約を失い、トニー・ボルグのソロ・プロジェクトのような形で1993年に「ALIEN」、1995年に「CRASH」をリリースするが、アルバムを出すたびに質は低下しつづけ、最後の「CRASH」に至ってはDEEP PURPLEもどきの褒めるところがひとつもないクソアルバム。駄作続きでファンから見放されたALIENはひっそりと消えて行った。

しかし、それから10年後、ジム・ジドヘッドとトニー・ボルグは突如ALIENを復活させ、2005年に「DARK EYES」を発表。さすがに1stのような名曲揃いの奇跡の一枚ではないが、落ち着きのある大人のメロディック・ハードロックをやっている。
その後、またしばらく消息不明となっていたが、2013年10月に開催される「FIRE FEST X」への出演が決定した。



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テーマ : ハードロック - ジャンル : 音楽

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