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2006.05.08 (Mon)

【思い出の80'sメタル】第7回:ECT COMPILATION(Part1) - ジャッキー・ボディミードに(;´Д`)ハァハァする

先日、東京へ行った際に色々とブツを漁ってきたのですが、そのひとつに「ECT COMPILATION」というDVDがあります。イギリスのチャンネル4で放映されていた「ECT」という番組の映像を集めたもので、主に1980年代中頃にイギリスで活動していたバンド26組が収録されています。
で、収録されているバンドが凄い。マイナーなバンドばかりなのですが、当時のシーンではそれなりに話題になったバンドばかり。こういったバンドの動く姿を見ることができるブツは貴重です。しかも、口パクじゃなくてちゃんと演奏してます。

あまりに凄い代物で、こればかり見ていてまだ他のブツのチェックすらしていません。
早速内容を紹介したいと思います。


◆TYGERS OF PAN TANG / 1.The Wreck-Age 2.Desert Of No Love
1曲目は、なんと"The Wreck-Age"。そう、1985年に復活したときのラインナップによるライヴなのだ。ニール・シェファードがいるので、「THE WRECK AGE」発表後の1985年のライヴと思われる。

TYGERS OF PAN TANG 1985

演奏のほうは、まぁ普通・・・っていうか、どちらかというとあまり上手くない。アルバムではかつての上ずり癖が改善されて伸びやかな歌を披露していたジョン・デヴァリルだが、ライヴではまだ上ずる場面が多い。とはいえ、立ち姿が美しくマイクを握り締めて立っているだけで絵になる。現在は舞台俳優をやっているというのも納得。
ただし、スティーヴ・ラムだけは、アルバムでもかなりテクニカルなソロを弾いていたがライヴでもきちんと再現しており、すごく上手い。

しかし、ニール・シェファードというギタリストはブロンドのカーリーヘアーのうえにレス・ポールを使っているのでジョン・サイクスそっくり。考えてみれば、フレッド・パーサーもそうだった。このバンドのギタリストになるには、そういう条件でもあるのだろうか・・・。


◆GIRLSCHOOL / 1.Running Wild 2.I Want You Back
画面に現れたのは、一瞬リタ・フォードと見間違うかようなセクシーなシンガー。なんと、Voがジャッキー・ボディミードだった頃のライヴ映像だった。MCで「ニュー・アルバムからの曲」と言って"I Want You Back"を紹介しているので、「RUNNING WILD」リリースから間もない1985年頃の映像と思われる。

GIRLSCHOOL 1985

デビュー当時にはMOTORHEADの妹分と言われてイカツいイメージのバンドだったが、この頃は『Mercury』に移籍してアメリカ進出を狙った時期なのでポップでメロディアスなHRバンドに変身している。ただし、看板メンバーのケリー・ジョンソンが不在なうえにポップ化しているので、この時期のGIRLSCHOOLは認めないという人も多い。

というわけであまり評判のよろしくない時期のライヴだが、楽曲は良質なメロディアスHRだし演奏も上手い。いや、マジで驚いた。あまり演奏の上手いバンドという認識は無かったのだが、ドラムもギターも歌もしっかりしている。可愛らしい声で一生懸命歌うケリー・ジョンソンも好きだったが、個人的にはジャッキー・ボディミードのほうが数段上だと思う。このライヴでもばっちり歌えていて、パンチのある歌声を披露している。

特にジャッキーはソロで売り出してもイケそうな逸材だったと思う。上手くいけばリタ・フォードのようになれたかもしれないのだが・・・。


◆MOTORHEAD / 1.Nothing Up My Sleeve 2.Bomber 3.Mean Machine
レミー、フィル・キャンベル、ワーゼル、ピート・ギルというラインナップのライヴ。で、何故かメンバー全員スーツを着ているのだが、どう見てもヤクザにしか見えない。「新作からの曲だ」と言って"Mean Machine"を紹介しているので、「ORGASMATRON」をリリースした1986年の映像だろう。

MOTORHEAD 1986

この時期はファスト・エディ、アニマル・テイラーと立て続けに黄金期を支えた名物メンバーを失ったうえに、鬼才ビル・ラズウェルがプロデュースを努めた「ORGASMATRON」も評判が悪く、彼らの歴史の中でも一番落ち目だった時期と言われている。

しかし、ライヴではいつもと何ら変わらないMOTORHEADで、評判が悪い「ORGASMATRON」の曲も爆音フルスピードで演奏。昔の曲と並べても違和感は全く無い。新入りメンバーも、ファスト・エディ、アニマル・テイラーほどキャラは立っていないが、レミーが選んだだけあって演奏のほうは何ら問題ない。っていうか、フィル・キャンベルは今でも在籍してるし。ファスト・エディよりもはるかに在籍期間が長いのに、影の薄い可哀想な人である。


◆MAGNUM / 1.How Far From Jerusalem 2.Just Like An Arrow
"Just Like An Arrow"を「ニュー・シングル」と紹介していることから、「ON A STORYTELLER'S NIGHT」リリース直後の1985年のライヴと思われる。

MAGNUM 1985

実績あるベテランなので、演奏はもちろん完璧。ボブ・カトレイおじさんの歌声はいつ聞いても力強く気品に満ちている。サミー・ヘイガーが"Voice Of America"なら、ボブおじさんはさしずめ"Voice Of Britain"といったところか。ボブおじさんが歌えば、他愛の無いラブソングもシェイクスピアの世界に早変わりする。

この時期はメジャーとの契約を失って苦しい時期だったのだが、落ちぶれバンドの悲哀など微塵も感じない。結局、この後の彼らは"Just Like An Arrow"のヒットですぐにメジャーへ復帰するのだが、これだけ堂々としたライヴをするのだからそれも当然か。
最前列にいる観客と頻繁にハイタッチをするところにボブおじさんの人柄が現れているような気がして、微笑ましい。


◆MADAM X / 1.High In High School  2.Come One Come All
なんと、MADAM Xである。セバスチャン・バックや後にVIXENに加入するロキシー・ペトルッチがいたあのバンド。こんなバンドの映像が残っていたとは・・・。ただし、今回収録されているのはバズ加入前のもので、Voはブレット・カイザー。多分、「WE RESERVE THE RIGHT」リリース後の1985年のライヴではないか。

MADAM X 1985

デトロイト出身の彼らが特にイギリスで人気があったという記憶は無いのだが、『Jet』と契約していたのでイギリスでのプロモーションにも力を入れていたのだろうか。
TWISTED SISTERがイギリスで人気があったことを考えれば、タイプが似ている彼らだって成功できる可能性はあったのかもしれない。

ケバケバしい格好をしていたバンドゆえ色物扱いされていたが、思いのほか演奏はしっかりしている。曲はシンプルだし技術的に難しいことをしているわけではないのだが、アメリカのバンドらしいワイルドなノリはしっかり出ている。
特にロキシーは重たくてパワフルなビートを叩き出していて、やっぱり上手い。ニコニコしながらプレイする姿も素敵だ。


◆ROBIN GEORGE / 1.Heartline 2.Don't Turn Away
日本では見事にスルーされたが、シングル・ヒットが狙える音楽性なので『Bronze』が結構プッシュしてイギリスではそれなりに話題になったソロ・アーティスト。2曲とも「DANGEROUS MUSIC」からの選曲で、ベーシストが後にオジー・オズボーンのバンドに加入するフィル・スーザンであることから、1985年頃のライヴと思われる。

ROBIN GEORGE 1985

基本的にはアダルトなメロディックHRを志向するミュージシャンなのだが、プロデューサーとしての仕事でも活躍していたせいかオーヴァー・プロデュース気味なところがあり、シーケンサーなどを多用していた点で日本では酷評されていた記憶がある。
ライヴではそのようなことも無く普通に演奏しており、イギリスらしい愁いを帯びたメロディックHRを聴くことができる。

個人的には、ブライアン・アダムスをもう少しHR色を強くしてイギリス風にしたようなものだと思っているのだが、歌もメロディーもブライアン・アダムスのような快活さや分かりやすさは無い。良く言えばイギリス的だが、悪く言えばモッサリしていて煮え切らない。
シングル・ヒットがあればまた違った展開になったのだろうが・・・。

《Part2につづく》

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テーマ : ロック・メタル - ジャンル : 音楽

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