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2010.07.21 (Wed)

2009カザフスタン・南朝鮮旅行記(第16回)

またしてもやられました。ボケっとしているわけではないのですが・・・。


◆アスタナでもタイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホ!!

新都心を歩き始めてすぐにあることに気づいた。それは「警官がやたら多い」こと。
だが、普段の様子を知らないにゃおんちゃんは、「いつも多い」のか「今日だけ多い」のか判別がつかない。しかし、歩いていても声を掛けられるわけでもなく、大統領官邸の入口に大勢いた警官も何も言ってこない。ここは普段からこういう場所なのだろうか?と思い始めた矢先・・・。

大統領官邸を囲むフェンスから中を覗いていると、玄関に人が大勢並んでいるのが見えた。距離は約150m。よーく見ると、儀仗兵らしき連中が並んでいる。これはヤバい・・・。そう、もうすぐ偉大なる終身大統領ナザルバエフ閣下が表へ出てくるのだ!
危機を察知したにゃおんちゃんはすぐにその場を離れようとするが一足遅く、こちらへ走ってきたSPらしき男に呼び止められた。男は何かを叫びながら、「あっち行け」という身振りをする。手を上げてそれに応え、すぐにその場を立ち去るにゃおん氏。
間一髪、間に合ったか?

残念ながら間に合わず。
大統領官邸を離れるとすぐに警官がすっ飛んできて、そのまま連行されてしまった。どうやらSPから辺りを警備していた警官どもに連絡が行ったようである。お前らな、そんなにヤバいなら最初から「近寄るな」って言えよ。
あーあ、アスタナでもタイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホされちゃったよ。
しかし、ベラルーシ、モルドバ、フィリピン等、各地でロクデナシ警官にイチャモンつけられて『悪徳警官慣れ』してきたのか、不思議なことにまるで動揺しなかった。まあ、別に悪いことしてないし、逮捕される理由は何も無い。というか、こんな貧乏旅行者を逮捕しても得することなんか何も無いし。
さぁ、さっさと済ませようぜ。

カザフスタン国防省
カザフスタン国防省


パトカーに連れて行かれて所持品を検査されるが、拳銃や爆弾どころかエロ本すら持っていない私の身ぐるみを剥いだところで何も出てくるわけがない。パスポートを確認しながら、「お前、写真撮っていただろ」と言う警官。それが問題なのだろうか?遠すぎて人がいることすら最初は気づいていなかったのだが。
さっき撮った写真を消すだけで済めばいいが、カメラごと没収されると困るなぁ・・・。

ところが警官はそれ以上写真について何も言わず、無線でどこかと連絡を取りながらにゃおんちゃんを連れて内務省のビルのほうへ歩いていく。やがて路上で一人の警官に声を掛けると、私を彼に引き渡し「こいつはイミグレーション・ポリスだ」と告げて去ってった。うーむ、これからどうなるのだろう?
丸顔にずんぐりした体型が「裸の大将」のあの人を彷彿させるその警官は、にゃおんちゃんのパスポートを見ながら色々と話し掛けてくるが、残念ながら私のロシア語は幼稚園児以下なのでたいした話にならない。

私のビザやレギストラーツィアに不備は無い。イチャモンつけて賄賂要求してきやがったら、すぐに日本大使館に電話してやるからな、と身構えるにゃおん氏。携帯電話には大使館の電話番号を登録済みである。ヨーコさんが大使と知り合いなのも心強い。
ところが、そんな私に肩透かしを食らわすかのように、話は予想外の展開に。

警官:お前はどこのホテルに泊まってるんだ?

にゃ:(貸し部屋と説明するのが面倒なので)ホテルじゃなくて友達の家に泊まっています。

警官:友達と連絡取れるか?

にゃ:はい、この電話で。

警官:よし、それじゃ掛けろ。

にゃ:(プルルルル・・・ガチャ)あ、ヨーコさん?

ヨーコ:あんた、今どこで何してんの?

にゃ:今、バイテレクのそば。警官に捕まった。

ヨーコ:ちょっと!あんた何したの?

にゃ:何もしてないよ。写真撮っていただけ。

ヨーコ:ととと、とにかく今すぐそっちに行くからじっとしてなさいよ!

にゃ:了解(ガチャ)

こうして、道端に立ったまま裸の大将と共にヨーコ嬢を待つことになったにゃおんちゃん。金を要求してきたらすぐに大使館へ電話してやろうと待ち構えているのだが、そんな気配はまるで無し。「俺の車はニッサンだ。お前は何に乗ってる?」なんて暢気な質問をしてきて完全に拍子抜けする。
内務省の巨大なビルの前で日向ぼっこしながら世話話をする我々。この警官は身元引受人が来るまで一時的に私を拘束しているに過ぎないのだろうか?


ぼーっと空を眺めながら待つこと20分、ヨーコ嬢がやって来た。彼女は私を見つけると、凄い勢いでこちらへすっ飛んできた。
「あなた、大丈夫?警官に何かされなかった?」
心配かけてすまん。にゃおんちゃんは大丈夫。
これで解放してもらえるかな?と思ったが、ヨーコ嬢は警官と何やらゴチャゴチャやっている。ロシア語なのでまるで分からないが、何だろう?

さらに10分近くゴチャゴチャやった末に警官は私にパスポートを返し、去っていった。ヨーコ嬢に内容を確認すると、どうやら賄賂の要求だったらしい。はっきり「金よこせ」とは言わなかったものの、
私のレギストラーツィアにイチャモンをつけてきたそうな。
あーあ、やっぱりそうだったのね。
「さあ、さっさとここから消えるわよ!」とヨーコ嬢に促され、車に乗り込む。セルゲイ君という友達が彼女を送ってきてくれたそうだ。セルゲイ君にも礼を言う。


結局、クソ警官が金を要求してきたことを知り怒り心頭のにゃおんちゃんは、車の中で日本大使館へ電話しようと試みるが、ヨーコ嬢に電話を取り上げられてしまう。
「あなたがそんな電話をしたら、大使が私にビザを出してくれなくなるわ。私、日本に行ってみたいの。カザフスタンと日本の友好のために我慢して!」

そんな大げさな。俺が電話しても大使はちゃんとビザを出してくれるよ。それにあなたは大使と面識あるだろ?
「電話なんかしても馬鹿警官はいなくならないわ。お願いだから止めて」

しょーがねぇな。分かったよ、電話するのは止めるよ。


後で知ったのだが、あの日は大統領官邸にはVIPが来ており、それで警官がたくさんいたらしい。といっても、ミンスクでは場所によっては普段からあれくらい警備が物々しい場所がいくつもあるので、警官が多いのか少ないのかも判断つかなかった私。

しかし、そこらじゅうに警官がいたのに、あいつらは私が大統領官邸へ向かって歩いていても誰も何も言わなかったのだ。近寄られるのが嫌ならバリケードでも立てておけ、馬鹿野郎。人をテロリスト扱いしやがって。いつか絶対に復讐してやる。


ヨーコ嬢にどこへ行くのか尋ねたところ、昨日会った従兄弟のブゲンバイ君の家へ行くのだという。
またしてもバイテレクへ行き損ねてしまった。大統領官邸なんか行かなきゃよかった。後回しにしたのが失敗だった。ちくしょう・・・。

バイテレク
これがずーっと行けずじまいのバイテレク。いつになったら行けるのやら。



≪つづく≫

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テーマ : 海外旅行 - ジャンル : 旅行

21:36  |  2009カザフスタン・南朝鮮  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●いつか絶対に復讐してやる!?

>人をテロリスト扱いしやがって。いつか絶対に復讐してやる。

いつか絶対に復讐してやるってコメントがにゃおんちゃんらしくて良いですねぇ。にゃおんちゃんには似合います!
しかし、今回のお休みは、長かったですねぇ。
引き続き面白いネタをお願いします!

と言うか、そろそろ今年もスタン諸国制圧に行くんですか?
Romanov |  2010年07月27日(火) 19:09 |  URL |  【コメント編集】

●ささやかな復讐してきましたw

バイテレクにしてささやかな復讐を遂げてきましたよ。

大統領官邸の周りにいたバカ警官どもは私がウロウロしていても何も言わなかったくせに、SPに「何やってんだ、ゴルァ」と叱られた途端に私を不審者・テロリスト扱い。で、最後はお約束の「賄賂よこせ」ですから。
最初は金のことを言わないから、「あー、お金持ちのカザフスタンはやっぱり違うのかな?」なんて思ってたんですけどね。やっぱり奴らはクズでした。

スタン諸国行きは今のところは全く予定にありません。
というか、今は腐敗が酷い国とか民度の低い国にはあんまり行きたくない気分です。
搾取する側とされる側、力を持つ者と持たない者の間に生じる差別や理不尽を至るところであらゆる形で見せつけられて、所詮通りがかりの旅行者に過ぎない私ですら嫌になるんですから。
見たくないものを色々と見てしまったせいで、ハートがかなりギザギザになってます。

でも、しばらくしたら、また懲りずに「よーし、パパ、ウガンダ行っちゃうぞー」とか馬鹿なこと言い出すと思います。w
にゃおんちゃん |  2010年07月27日(火) 23:28 |  URL |  【コメント編集】

●にゃおん >>> 沢木耕太郎・深夜特急

>見たくないものを色々と見てしまったせいで、
>ハートがかなりギザギザになってます。

さすがは、にゃおんちゃん!優しい心ですね!
Loveを感じますね!
だから、にゃおんちゃんの旅行記は面白いのだろうか?
バックパッカーのバイブルと言われている『深夜特急』 by 沢木耕太郎を読んだんですが(無理やりに押し付けられて仕方なく)、個人的にはにゃおんちゃんの旅行記の方が100倍は面白く感じます!

それ故、にゃおんちゃんのスタン諸国侵略を楽しみにしていたので、
残念です(勝手なこと言って御免!)

質問ですが、にゃおんちゃんは友達と二人でバックパッカーとかってしないんですか?にゃおんちゃんがやればそれはそれで面白い話が出来上がると思うのですが(笑)。
そう、アントニオ猪木は、箒とでも名勝負を創れると言う話がありますが、にゃおんちゃんならどの国へ誰と行っても(勿論、1人でも)面白い旅行記を書けると思います。もしかしたら、自宅で空想して、創作できるのではないかと思いますって、それでは小説家ですね。
とにかく、楽しみにしているので、フィクションでもノンフィクションでもドンドン書いて下さい。
Romanov |  2010年07月28日(水) 23:14 |  URL |  【コメント編集】

いつのまにやらのご復活おめでとうございます。無理なく続けてくだされば幸いです。
名無しのイワンさん |  2010年07月31日(土) 04:36 |  URL |  【コメント編集】

●滅相もございません

>>Romanovさん

拙ブログの駄文など、かの「深夜特急」の足元に及びません。
そもそも、あちらは旅を通じて自分の内面を見つめるシリアスなものですが、私の場合はただの「痛い奴」のバカ日記ですから。

もっとも、私自身が酷い目に遭った話ならいくらでもネタにして書く自信はあるのですが、現地で知り合った人に関するシリアスなネタなんかは、可哀想すぎて書けないです。ひたすらドンヨリしたものになるから書きたくないですし。
旧ソ連諸国はそれほど酷くありませんが、「スラム街のバラックに住んでゴミ拾いして生計を立ててる貧乏人がゴロゴロしてるような国」なんか行っちゃうと、もう悲惨です。理不尽なまでの格差に憤りと悲しみを感じて毎日過ごすことになりますから。

友達と一緒だと楽しさ倍増でしょうね。私が友達と一緒に旅行したのは南朝鮮だけですが、たった数日の滞在でもいくつもの事件やエピソードがありましたから。
毎年友達を誘っているのですが、まともな観光客なら行かないような国にばかり行きたがるので当然断られます。


>>名無しさん

はい、ボチボチ頑張ります。ありがとうございます。

にゃおんちゃん |  2010年08月02日(月) 18:52 |  URL |  【コメント編集】

>拙ブログの駄文など、かの「深夜特急」の足元に及びません。
>そもそも、あちらは旅を通じて自分の内面を見つめるシリアス

私にはナルにしか思えない感じがして・・・、猿岩石への否定的なコメント等、どうも・・・。個人的には猿岩石も結構面白かったです。
にゃおんちゃんの旅行記はマジで面白いです。突然に『ムキーッ!』とかfeti虎教授との掛け合いや現地の人達との会話等、私は大好きです。


>毎年友達を誘っているのですが、まともな観光客なら行かない
>ような国にばかり行きたがるので当然断られます。

爆笑しました!


今後も面白い旅行記を続けて下さい!
私の友達もにゃおんちゃんのファンになっています。
Romanov |  2010年08月04日(水) 23:06 |  URL |  【コメント編集】

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