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2009.10.26 (Mon)

2009カザフスタン・南朝鮮旅行記(第5回)

◆アルマトイからアスタナへ

マーケットをウロついていると空港へ行く時間になったので、ホテルに戻ってチェックアウトを済ませるとプーシキン通りのバス停へ向かった。えーと・・・さっき見た空港行きのバスの系統番号は79。
運良くすぐにお目当ての79番バスがやって来たので乗り込む。カザフスタンのバスには必ず車掌が乗っていて、運賃は彼らが集めに来たときに払えばいい。集めに来ない場合は、降りる際に払う。車掌といっても制服も着てないし腕章すらしていないが・・・まぁ乗れば分かると思う。
運賃は50KZT(約30円)だが、お金を払っても切符もレシートも貰えない。ただし、アルマトイのトローリーバスだけは違った。あれだけは車内に自動支払機があって、お金を払うとレシートが発行される仕組みになっていた。

バスはアルマトイ市街を出ると脇道に逸れて、みすぼらしい家屋が立ち並ぶ地域に突入する。バスを間違えたかと思って一瞬焦るが、しばらくすると見覚えのある幹線道路に戻りホッとする。住宅地域を通り抜けると乗客の数は激減し、にゃおんちゃんを含めて3人程度となっていた。どう見ても空港行きのバスに見えません。都市近郊を走る普通の路線バスです。ありがとうございました。
アルマトイ市内を出て約40分後、バスは突如何も無いところで止まると、車掌のおばさんが「ここで降りて。空港はここを真っ直ぐよ」と言う。おいおい、ホントにこんなところで大丈夫なのかよ?と思いつつバスを降りると、200mくらい先に見覚えのあるゲートが。うむ、ここは空港だ、間違いない。

アルマトイ国際空港入口にあるゲート
バスを降りると、こんなゲートが見えます。これが空港の入口。

アルマトイ国際空港
これが空港ターミナル。小さいけど新しくて綺麗です。


空港に着いたのは11時半。アルマトイ国際空港は入口で金属探知機による検査があり、見事にこれに引っかかりバッグの中を調べられる。引っかかったのは変圧器だったが、取り出して係官に見せるとすぐに解決した。
気を取り直して出発ロビーへ向かう。出発90分前なのでもうチェックインできるな、と思ったらチェックインカウンターの前にいる係官に追い払われる。なんで?と尋ねると、黙ってモニターを指差す係官。にゃおんちゃんの乗るKC853便を探すと・・・そこには「delayed」の文字が。12:55の出発が、14:20に延期されている。85分のディレイ・・・ああ、これじゃアスタナに着くのは夕方になっちまう・・・。
出発が遅れたのはこの便だけではなく、他の便も軒並みディレイ。何があったのだろうか?滑走路の真ん中で飛行機がエンコしたとか?

チェックインできないので荷物を預けることもできず、ヨーコ嬢に電話をしたり、用も無いのに国際線ロビーをウロウロして時間を潰す。何をやっているのやら・・・。
12時半にやっとチェックインして身軽になったところで、空港内のレストランに昼食を食べに行く。せっかくだから中央アジアらしい料理を・・・ということで、ラグマンを注文。
感想?えーと、「ボルシチにうどんをぶち込んだ感じ」と言えば伝わるだろうか?文字で表現するとマズそうな印象を受けるが、実際はそんなことはない。ラグマンは中国から離れるに従ってどんどんマズくなっていくという法則があるらしく、ウズベキスタン西部あたりでは麺がデロデロに伸びたとんでもない代物が出てくるらしいが、幸いなことにここアルマトイは中国からさほど離れていないので、美味しいラグマンでした。

ラグマン
見た目は「ボルシチにうどんと羊肉をぶち込んだ」ような感じですが、スープはトマトベースなので、
テーブルビートをベースにしたボルシチとは味が違いました。


昼食を終えて搭乗口へ向おうとすると・・・チケットにゲート番号が記載されてない。モニターを見てもゲート番号は表示されていない。チェックイン・カウンターでエア・アスタナの職員に尋ねるが英語が通じない・・・orz。
仕方が無いので、金属探知機のゲートをくぐってすぐのところにある待合室で待つ。同時刻に出発する便は無いので、ここにいるのは皆アスタナへ行く人達だろう。こんな小さな空港だし、搭乗が始まればすぐに分かるだろう。
ところが、出発時刻10分前になってもどこのゲートでも搭乗が始まる様子が無い。アナウンスなんかもちろん入らない。おいおい、またしてもディレイか?

そして、迎えた出発時刻の14時20分。突然、待合室にいた乗客が一番近くのゲートに向かって一斉に移動を開始した。アナウンスなんか一切ありません。訳が分かりません。カザフスタンではいつもこんな感じでボーディングが始まるのでしょうか?
ゲートにいた職員に「アスタナ?」と尋ねると、うなづく。そして、その職員はチケットの半券を手でちぎっていた。ここ、首都にある国際空港だよね?改札機はどーしたんですか?

何せこんな調子で搭乗したので、定時どころか20分近く遅れての出発。しかも、ツポレフやイリューシンに乗るのを楽しみにしていたのに、待っていた機体はボーイング757。ロシアの下部組織みたいな国のくせに生意気である。
たった1時間40分程度のフライトだが、軽食(サンドイッチ)が出た。取り立てて旨いもんじゃないけど。

エア・アスタナの飛行機
アスタナ国際空港に停まっていた飛行機。エアバスA320だろうか?俺のツポレフはどこ?


16:30、アスタナ国際空港に到着。はぁ~、高い金出して飛行機を使ったのに、移動だけで半日を無駄にしちゃったよ。ちなみに、この空港も新しくて綺麗。設計したのはあの黒川紀章だそうな。
到着ロビーに出るとヨーコ嬢がコーラ君という友人と共に迎えに来てくれていた。ヨーコ嬢の瞳も緑色で、彼女いわく「私は典型的なカザフ人だから、緑色の瞳と白い肌を持つ」そうな。一方、コーラ君はタタール人とチェチェン人のハーフ(国籍はカザフスタン)で、ヨーコ嬢は彼が英語を分からないのをいいことに「タタール人もチェチェン人も血の気が多くて危険」などとのたまう。おいおい・・・。
コーラ君は日頃からヨーコ嬢に色々と助けてもらっているらしく、そのせいで彼女に頭が上がらずアッシー君をやらされているのだという。可哀想と言うべきなのか何なのか、悩むところである。

空港の外へ出た途端、寒くてビックリ。これはもうコートが必要な寒さだ。アルマトイでは薄手のジャケット1枚で大丈夫だったのに・・・。
しかし、考えてみれば当然のこと。アルマトイが札幌とほぼ同緯度なのだから、そこから950kmも北にあるアスタナは寒いに決まっている。あと500kmも移動すればオムスク(ロシア)に辿り着くのだから、殆ど西シベリアにいるようなものである。セーターは一応持ってきたけど・・・これはジャケット1枚ではつらいかもしれん。困った。

コーラ君の車はホンダ車だった。しかも、何故か右ハンドル。これはもしや・・・と注意深く観察すると、「ホンダプリモ伊勢崎」とかステッカー貼ってあるし。日本車どころか、「日本から持ってきた車」そのものである。一体、どうやってここまで運んだのだろうか?まさか、ウラジオストックから自走?


≪つづく≫


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テーマ : 海外旅行 - ジャンル : 旅行

23:28  |  2009カザフスタン・南朝鮮  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

いつも楽しんで読ませていただいてます。
05年辺りの事情ですが、日本からの中古車をウラジオストックで揚げて
本当に自走!で輸送していました。シベリアの道路ではラリーみたいでしたよ。
なので該当の車も恐らくは自走物かと。
通りすがりの者 |  2009年10月27日(火) 00:26 |  URL |  【コメント編集】

いつも楽しんで読ませていただいています 香ばしい国々シリーズ
は自分も感動しました 新しい記事に期待しています
名無しのイワンさん |  2009年10月28日(水) 13:11 |  URL |  【コメント編集】

●マジですかw

>>通りすがりの者さん
やはり自走して運んでるのですか!
以前、ロシア人の友達から「極東と西シベリアのあいだは、まともに道路が整備されていない」と聞いたことがあります。ウラジオストックからアスタナまで5,000km以上あるのに、悪路をものともせずに自走するのですねぇ。よくやるわ・・・。
カザフスタンに着いた頃には車がボロボロで売り物にならないような気が。w

>>名無しさん
か、感動ですか?
「笑った」とか「呆れた」という感想はいただいたことがありますが、感動とは。予期せぬ感想に困惑しております。
なにはともあれ、ありがとうございました。
にゃおんちゃん |  2009年10月29日(木) 18:21 |  URL |  【コメント編集】

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