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2009.10.20 (Tue)

2009カザフスタン・南朝鮮旅行記(第3回)

◆アルマトイ空港の戦い

ついにアルマトイへやって来たにゃおん氏。
まずは両替して現地通貨(KZT:カザフスタン・テンゲ)を手に入れなければ。空港1階到着ロビーにある両替所へ行き、レートの書かれた看板を見ると1USD=150KZT。100USDだけ両替して15,000KZTゲット。
続いて2階の出発ロビーへ向かい、エア・アスタナ(カザフスタンのフラッグキャリア)のオフィスへ。アスタナ行きの航空券を買うためだ。時刻は23時近いが、オフィスは開いていた。よかった。
列車で行くと最短でも12時間、遅いものだと22時間もかかるうえに、今から駅へ行っても列車はもう無い。これではアスタナへ着くのは早くても2日後の朝になってしまう。今回の旅行は期間が短いため、行きだけは飛行機を使うことにした。

オフィスに入ると、そこにはグッタリした様子の女性職員が2人いた。まぁ、夜の11時だから疲れていても仕方ないか。
ところが、翌日昼の12時の便を希望したところ、運賃が23,700KZT(約14,700円)もして腰を抜かす。アスタナまで直線距離で950kmだから日本基準なら安いところだが、カザフスタンのくせにこれはないだろう?
しかし、にゃおんちゃんは知らなかったのだ。カザフスタンは近隣諸国と比較すると恐ろしく物価の高い国であることを。

あの・・・もう少し安い便はありませんか?
女性係員は不思議な顔をして「え?これ、高い?日本の航空券はもっと安いの?」と言いつつも、その40分後にある便を薦めてくれた。こちらは少し安くて19,800KZT(約12,200円)・・・って、たいして変わらねぇよ。しかし、今は時間のほうが惜しい。これで手を打とう。
というわけで、カード決済でアスタナ行きの航空券をゲット。出発は明日の12:55。

どうでもいい話だが、この係員が結構な美人。彼女もやっぱり「ほんのり西洋風の東洋人」で、瞳の色が緑色。カザフスタンってこんな女性がたくさんいるのかな?と思ったら、俄然今回の旅行が楽しみになったのであった。私は実にバカな男である。


入国した、両替した、チケットも買った。空港ですることはもう無いはずだ、さぁアルマトイ市内へ移動しよう。
外へ出ると再びタクシーの運ちゃんが群がってくる。カザフスタンのタクシーにはメーターが無く、白タクも多い。なので、いちいち交渉しなくてはならないのだが、値段を尋ねたところ「1km当たり500KZT(約300円)」などとぬかしやがったので、即交渉を打ち切りバス停へと歩き出す。

ちなみに、アルマトイ国際空港にバス乗り場は無い。空港の入口には駐車券発行&料金支払い用ゲートが設置されていて、これがどう見ても大型車は通れない代物。なので、バスに乗る場合は空港を出て右手にあるそのゲートを抜け、250mほど直進したところにあるバス停へ行くことになる。バスが乗り入れできない国際空港って・・・orz
ところが、バス停へ向かおうとしたにゃおんちゃんの背中に強烈な一言が突き刺さる。

「もうバスは走ってないぞ」

時間は既に23時半を過ぎている。バスが走っていなかったとしても不思議ではない。だが、こいつらが嘘をついている可能性もある。ここは考えどころである。うーむ、どうしたものか・・・。
にゃおんちゃんが腕を組んで考え始めると、再び運ちゃんが群がってきて「タクシー!タクシー!」と喚きだす。だーっ!やかましいわい!
来るか来ないか分からないバスを待ち、さらにバスがあったとしても、市内に着いたら夜中にホテルを探して歩き回る羽目になる危険性がある。これがキエフやヴィリニュスならどってことないのだが、ここは初めて来た街アルマトイ。今回ばかりは多少高い金払っても、運ちゃんにホテル探しを手伝ってもらったほうが無難かもしれない。到着した日に強盗に遭いました、なんてことになったらシャレにならん。

再び交渉開始。1,000KZT!
「3,000KZT!」
ニェッート!ここから市内まで15kmかそこら。3,000KZTは高い。
「2,500KZT!」
ニェッート!1,500KZT!
「深夜だから少し高い。2,500KZT!」
くっ・・・、分かった手を打とう。そのかわりホテル探しを手伝えよ。というわけで、2,500KZT(約1,550円)で決着。
ロンプラによれば、「相場は1,000~2,000KZT。運転手どもはふっかけてくるが、2,000KZT以上払うな」とのこと。ふっかけて来た以上、ホテル探しにはきっちり付き合ってもらう所存である。なお、タクシーに高い金を払うのがどうしても嫌な人は、ゲートを出たところにもタクシーが止まっているので彼らと交渉すると良い。空港ターミナルにいる連中よりは安い値段を提示してくるはずである。


車はオンボロのフォルクスワーゲン・パサート。カザフスタンでも正規のタクシーはきちんと表示があるので、それが無いこの車は白タクってことだ。運転手には中央バザール(Zelyony Bazar)の前にあるホテル・トルキスタンまで行くよう伝える。
運転手は色々と話しかけてくるが、全てロシア語なのでたいした話にならない。

空港を出て20分ほど走ったところで車は市内に入り、やがて間もなくホテルらしき建物の前で止まった。トルキスタンはバザールの向かいにあるホテルだが、さすがにこの時間では辺りに人通りは無い。運転手にも付き合ってもらいホテルの中へ。
フロントのお姉さんは英語の分からない人だったが、そんなのはいつものことなので片言のロシア語で1泊したい旨を伝える。幸いなことに空き部屋はあり、値段も5,000KZT(約3,100円)と手頃。その場でホテル代とタクシー代を払い、本日最大のミッションを無事終了。
それなりに年季の入った建物だが、部屋は最低限の改装を済ませてあり清潔で、一応バスタブ付きの浴室もある。3,000円でこれなら上出来だろう。

ホテル・トルキスタンの部屋


時刻は既に午前1時近く。明日に備えてさっさと寝るつもりだったのだが、妙に喉が渇くので買い物に出ることにした。外へ出ると・・・ホテルの隣にビヤホールらしきものがあり、酔っ払った若者がフラフラと歩いている。アルマトイ市内は街灯が多く、思っていたよりも明るいものの、どの道路にも街路樹が植えられているので歩道の隅っこは結構薄暗い。

当ても無く歩いてみるが、開いている店が見つからない。日本のようなコンビニなど無いにしても、24時間営業の雑貨屋くらいはあったりするものなのだが・・・。
ウロウロしてると『パンフィロフ隊28士記念公園』にたどり着いた。これは独ソ戦の際にここアルマトイから出征し、1941年のモスクワ防衛戦で戦死したイヴァン・パンフィロフ少将と28人の兵士を称えたものだという。
レーニン像は全部ぶっ壊したくせに、こういうものだけは残してあるってことは・・・ナチス・ドイツはソ連以下なのか。お前ら、スターリンによって強制移住させられた諸民族を見てるくせに、そういう態度を取るのか。これが戦勝国と敗戦国の違いなのか。

ドイツの皆様、今度一緒に戦争やるときは絶対に勝ちましょうね!
ただし、イタ公とチョン抜きで!


パンフィロフ隊28士像
パンフィロフ隊28士像。ブレスト要塞(ベラルーシ)で見た不気味な像を彷彿させる無骨なつくりです。なお、写真は翌日朝に撮影したもの。

ゼンコフ正教会
パンフィロフ隊28士記念公園内にある『ゼンコフ正教会』。1904年に建てられた木造の教会なのですが、1911年にあったM.10の大地震でも倒れなかったという凄い代物。ソ連時代には博物館にされてしまいますが、現在は再び教会として使われています。カザフスタンは正教徒(ロシア人やウクライナ人)も多い国なので、教会もたくさんあります。これも翌日朝に撮影したもの。


公園の中を歩いているとレストランを発見。結婚式のパーティーが開かれていたようで、スーツやドレスで正装した人が建物の前に群がっている。残念ながら新郎新婦は目撃できず。
レストランの裏手に回ると、建物の前に若者がたむろっているのを発見。おぉ、これはナイトクラブだな?入口にいたお兄さん・お姉さんに確認すると、やはりそのとおり。彼らもまた「ほんのり西洋風の東洋人」で、お姉様達は何ともセクシーである。
せっかくだから一杯飲んでいこう。エントランス・チャージは2,000KZT(約1,240円)。

どうやら、ここは『Da Freak Club』という名前らしい。中は3つのフロアに分かれていて、結構デカい。内装も綺麗だし、かかっている音楽も悪くない。カウンターでビール(500KZT:310円)を貰いフロアをウロついていると、さっきのお兄さんに会った。
「おまい、どこから来たんだ?」
日本、と答えると驚かれる。一番最初に見たときはカザフ人だと思ったらしい。

My name is Borat. I come from Kazakhstan! Jak sie masz!

と叫びたい衝動に駆られるが、本物のカザフ人相手には通用しないので我慢する。ボラットを探しに来た私が、ボラットになってどうする。しかし、「カザフ人だと思った」と言われて俄然嬉しくなるにゃおんちゃん。モルドバで「おまいはカザフ人か?」と言われたのは伊達ではない。
彼にカザフスタンの印象を聞かれたが、さっき来たばかりなので何とも答えようが無い。だが、「美人が多いような気がする。君の友達もとても綺麗だね」と答えると、「なに?本当か?」とえらく喜んでいた。お世辞じゃありませんよ、本当に綺麗なお姉さん達でしたから。

しかし、クラブ内はロシア人比率が高く、自分がカザフスタンにいることを忘れそうになるほど。カザフスタンってこんなにロシア人が多いのか?それともカザフ人はあまりナイトクラブには来ないのか?
ビールとウォッカを少しばかり飲んで、午前3時にホテルへ戻る。


≪つづく≫


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21:15  |  2009カザフスタン・南朝鮮  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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