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2009.02.02 (Mon)

2008ベラルーシ・ウクライナ旅行記(その30)

出張続きで留守にしていたうえに、帰宅した途端に風邪ひいて寝込んでました。
更新遅れてごめんなさい。皆様も健康には気をつけてくださいね。

前回の続きです。

◆大祖国戦争博物館へ再び

8月8日(金)、今日は北京五輪が開幕する日だ。ベラルーシ国境で捕まった際にアメリカ人のお婆ちゃんが言っていたことを思い出す。
「私はスポーツが大好きで、オリンピックを楽しみにしているのよ。でも今回は開催地が北京でしょ?中国人はきっととんでもない事件をしでかすわよ。」

にゃおんちゃんが必死に笑いをこらえたのは言うまでも無い。1988年のソウルオリンピックはハトが焼け死ぬという衝撃的な開会式に始まり、次々と朝鮮人らしさが炸裂する事件が起きた大会だったが、今回はその宗主国様での開催である。ソウルを上回る凄まじいものになるのではないかとワクテカしまくりなにゃおんちゃん。
しかし、この日にとんでもない事件を起こしたのは中国人ではなかった。この時点ではそんなことは知るよしも無い。

この日は昼に起床。前日に夜更かししたわけでもないのに、何故か早起きできず。ダラダラ過ごしてるにもかかわらず、疲れが溜まっているような気がする。。
例によって地下鉄駅そばのスタローヴァヤでご飯を食べる。ここに来るのは何度目だろうか。そのうち店員に「お前はそんなにこの店が好きなのか?」と言われそうな勢いだが、近所にあるから来ているだけで、別に好んで来ているわけではない。

ここが殆ど毎日通っていたスタローヴァヤ
ここが殆ど毎日通っていたスタローヴァヤ。
地下鉄駅のそばにあるから通っていただけで、とりたてて旨いものが食えるわけではない。


食事を終えると昨日に引き続き大祖国戦争博物館へ向かう。昨日は本館を見ている最中にデジカメのバッテリーが尽きてしまい、別館に行かずじまいで終わってしまったからだ。3年前に来たときも別館は見に行ってないので、今回こそは絶対に行く。
今回は普通に1号線でアルセナリナ駅まで行き、そこからバスで博物館へ向かう。駅前から道路を渡ったところにあるバス停まで行き、行き先に「Музей В.В.В. 」と書いてある黄色いバス(マルシュルートカでも可)に乗るだけ。難しいことは何も無い。10分程度で到着。

別館は正面入口から行くと本館の手前にある。「Foreign War」と書いてある白い建物で、前に戦車やハインドが並んでいる。入場料と撮影料は確か本館と同じような額だったと思う。
ロビーには飛行機のフラップを組み合わせて作ったオブジェがあり、そこに戦士した兵士達の顔写真がずらーっと並んでいる。名前と生まれた年・死んだ年は書いてあるが、どこで死んだのかまでは書いていない。一見した限りでは1980年代に戦死している人が多かったので、アフガニスタンに行った兵士達なのだろう。

ロビーから奥へ向かったところに最初の部屋があり、南イエメン、キューバ、アンゴラ、ベトナムなどに派遣された軍事顧問団に関する資料が展示されている。中身は写真、外交文書、身分証、メダル、ペナントなど。キューバのコーナーに飾ってあったカストロとゲバラの写真が印象的だった。普通、ソ連の手下国家の指導者などただの悪党にしか見えないのだが、この二人だけは雰囲気が全然違った。筋金入りの闘士だからかな?
続いて二階の部屋を行くと、そこはもっぱらアフガニスタンに関する展示物とプロパガンダ用ポスターが大半を占める。笑っちゃうようなポスターが数点あった以外、取り立てて珍しいものは無かった。
うーむ・・・これだけのためにわざわざ出直してきたのか・・・。ま、いいか。暇だし。

笑顔が素敵なゲバラさん
笑顔が素敵なゲバラさん。隣にいるおじさんはソ連政府の偉い人らしい。

ラジオ平壌のペナント  奴らを通すな!
左:ラジオ平壌のペナント。
右:スペイン内戦の写真。「奴らを通すな!」と書かれてある国際旅団の横断幕が。

アフガニスタンで使われていたプロパガンダ用ポスター
アフガニスタンで使われていたプロパガンダ用ポスターで、軍人・労働者・イスラム教徒の男女が肩を組み、握手している。残念、アフガン人はアカが大嫌いでした。


外へ出て戦車を眺めながらタバコを吸っていると、角刈りのお兄ちゃんが英語で話しかけてきた。彼はアメリカ人のバックパッカーでヨーロッパを旅している。ポーランドからウクライナへやって来た彼はこれからどこへ行くか悩んでおり、にゃおんちゃんに相談してきた。
ウクライナって地域によって雰囲気が違うんだよ。ポーランドから来たということは西部は見てきたんでしょう?それじゃ今度は南部や東部にも行ってみるといい。クリミア半島に行けば海水浴と美味しいワインを楽しめるよ。

「んー、そろそろ違う国に行きたいなぁ」
そうですか、ウクライナはもうお腹いっぱいですか。

「モルドバはどうかな?」
すんげー田舎ですよ、旦那。小麦やトウモロコシの畑に牛とヤギと鶏しかいませんぜ。キシナウは倒壊しそうな建物ばかりの貧乏都市だし観光名所はまるで無し。ルーマニアへ行く途中に立ち寄る程度ならいいと思うけど、その際には沿ドニエストル共和国に気をつけてね。

「なんだ、そりゃ?」
(香ばしき偽ソ連、沿ドニエストル共和国について暫し説明)

「凄い国だな。君は行ったことがあるのかい?」
うむ、行った。半日程度の滞在だったが。

「面白かった?」
ネタとして行くならいいが、真面目に観光するつもりなら絶対にお勧めしない。

「うっ・・・それじゃ次はルーマニアかな?」
ロシア行けば?

「ビザが面倒なんだよなぁ・・・」
ウクライナでロシアビザを申請すればインビテーションとかバウチャーが不要だったはず。他の国で申請するより楽だよ?

「そうか、それじゃ少し考えてみるよ。それより・・・」
と言って彼は別館の左手に鎮座しているハインドを指差す。展示されているハインドに乗ろうとしたところ、係員のオヤジに「切符買ってこい」と追い払われてしまったらしい。どこで切符を買えばいいのか尋ねられるが・・・あれ?にゃおんちゃんが3年前に来たときは切符なんか必要なかったぞ?屋外展示場に入るには切符が必要だが、ここは違う。屋外展示場はここから土手を越えた向こうにある。金取るようになったのか?だとすれば、多分別館の窓口で売っているのだろう。
そのことを告げると彼は別館へ入って行き、そして間もなく何か紙切れを手にして出てきた。「買えたよー!ありがとう!」とニコニコしながらハインドへ走っていく彼。外国で会うアメリカ人っていい人が多いような気がしません?できればアメリカでもいいアメリカ人に会いたいんですけど・・・。

さて、行くか・・・。アメリカ人の彼に手を振って別れを告げる。
しかし、これからどこへ行って何をしたらいいのやら・・・。

Mi-24ハインド
アメリカ人のお兄ちゃんが乗りたがったMi-24ハインド


《つづく》

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