2009.01.06 (Tue)
2008ベラルーシ・ウクライナ旅行記(その27)
前回の続きです。
◆にゃおんちゃん、キエフにて「あなたは日本人ね?」と見抜かれる
8月6日(水)、お昼の12時起床。前夜に飲みすぎたせいで起きられなかったのかと思ったが、別に二日酔いではない。勝手知ったるキエフとはいえ、所詮は異国の地。意識せずとも緊張が続いて疲労が蓄積しつつあるのだろうか・・・。
14時にディナモ・スタジアムへ行き、チケットを購入。スタジアムの正面入口に即席の券売所がいくつか設けられていて、チケットとスタジアムの座席図を持ったおばちゃんが座っている。チケットの値段はもちろん席によって違うのだが、にゃおんちゃんが選んだ席はバックスタンドのほぼ中央で、値段は40UAH(約900円)。
スタジアムの中に行こうとするが、近くにいた警官に阻止される。「キックオフ2時間前になったらオープンする」とのこと。ベラルーシのクソ警官と違って高圧的ではない。
チケットも買ったしスタジアムには入れないので、これ以上ここにいても意味が無い。まずはご飯を食べて、それからネットカフェにでも行って時間を潰そうかな。というわけで3年前に偶然見つけたメチャメチャ美味しいスタローヴァヤへ行こうと思い、辺りを徘徊して探す。
公園とロンドン・バスが目印なのだが・・・見つからない。おおよその場所は特定できているはずなのに、どうしても見つからない。1時間ほどさして広くもないエリア(せいぜい2ブロック程度)をグルグル歩き回るが見つけることができず、ギブアップ。

ディナモ・スタジアム正面入口。左にディナモのロゴ、右にロバノフスキーさんの写真が。
歩き疲れてベッサラブスキー市場近くのベンチに座っていると、若い女性に声を掛けられた。
驚くべきことに日本語で。
「アナタ、日本人?」
彼女の名前はアンナさん。何度も日本へ出稼ぎに行っているそうで、笑っちゃうくらい日本語が上手い。
何故、私が日本人だと分かったのか?
「アナタ、中国人ニ見エナイ。ダカラ、日本人ダト思ッタ」
素晴らしい、素晴らしいよ、アンナさん。
そのとおり、コミュニスト・チャイナにパンクはいない。
「アナタ、ドウシテ、ウクライナ来タ?」
観光です。ウクライナが好きなんだよ。
「女ノ子、目当テデショ?」
違う、違う。それに、ウクライナは言われてるほど美人の国じゃないじゃん。
確かに美人率は高いかもしれないけど、そうじゃない人もいっぱいいる。
(そういうアンナさんも美人ではない。愛嬌があるのでモテそうではあるが)
「アナタ、ウクライナ好キ?珍シイ。ウクライナ、怖クナイ?」
全然怖くないよ。(ベラルーシやモルドバに比べたら何と過ごしやすいことか)
「アラー、アナタスゴイ。ゴ飯、ドウシテル?」
スタローヴァヤで食ってる。
「ホント?プププ、アナタ、ウクライナ人ミタイネ!」
(まあな・・・一度はウクライナ人になりかけたことがあるからな・・・)
「ウクライナノ料理、大丈夫?」
全然大丈夫。美味しいよ。キエフ・カツレツ大好き。
「アナタ、ヤッパリウクライナ人。ウクライナノ女ノ子ト、ケッコンスル」
と、こんな感じでアンナさんとの会話が弾む。彼女の口調や日本語はどこかとぼけていて面白いのだが、文字ではそれを表現できないのが無念。
アンナさんは本当に日本が大好きらしく、また近々出稼ぎに行く予定なのだが、今度こそ日本でいい男を捕まえて結婚するのだと意気込んでいた。ウクライナの男は酒ばかり飲んで働かないし、日本の男は何だかんだ言っても真面目で良い夫になってくれるから、それに日本は住みやすいからだそうな。確かに日本は治安もいいし何事もきちんとしてるし、家族を路頭に迷わせるようなダメ男は少ないかもしれない。
外パブで働いているおねーちゃんを見ると、影では酷い目に遭っているんじゃないかと余計な心配をしてしまうのだが、アンナさんは俺が日本人だというだけで屈託無く話しかけてくるくらいだから、本当に日本で楽しく仕事ができたのだろう。
暫し彼女と話をした後、メルアドと電話番号を交換して別れる。いやー、驚いた。

独立広場に並ぶビル。一番左のビルから郵便局、銀行、マック、ひとつ飛んでホテル。地下にはショッピング・モールがある。キエフで一番栄えている場所。
《つづく》
◆にゃおんちゃん、キエフにて「あなたは日本人ね?」と見抜かれる
8月6日(水)、お昼の12時起床。前夜に飲みすぎたせいで起きられなかったのかと思ったが、別に二日酔いではない。勝手知ったるキエフとはいえ、所詮は異国の地。意識せずとも緊張が続いて疲労が蓄積しつつあるのだろうか・・・。
14時にディナモ・スタジアムへ行き、チケットを購入。スタジアムの正面入口に即席の券売所がいくつか設けられていて、チケットとスタジアムの座席図を持ったおばちゃんが座っている。チケットの値段はもちろん席によって違うのだが、にゃおんちゃんが選んだ席はバックスタンドのほぼ中央で、値段は40UAH(約900円)。
スタジアムの中に行こうとするが、近くにいた警官に阻止される。「キックオフ2時間前になったらオープンする」とのこと。ベラルーシのクソ警官と違って高圧的ではない。
チケットも買ったしスタジアムには入れないので、これ以上ここにいても意味が無い。まずはご飯を食べて、それからネットカフェにでも行って時間を潰そうかな。というわけで3年前に偶然見つけたメチャメチャ美味しいスタローヴァヤへ行こうと思い、辺りを徘徊して探す。
公園とロンドン・バスが目印なのだが・・・見つからない。おおよその場所は特定できているはずなのに、どうしても見つからない。1時間ほどさして広くもないエリア(せいぜい2ブロック程度)をグルグル歩き回るが見つけることができず、ギブアップ。

ディナモ・スタジアム正面入口。左にディナモのロゴ、右にロバノフスキーさんの写真が。
歩き疲れてベッサラブスキー市場近くのベンチに座っていると、若い女性に声を掛けられた。
驚くべきことに日本語で。
「アナタ、日本人?」
彼女の名前はアンナさん。何度も日本へ出稼ぎに行っているそうで、笑っちゃうくらい日本語が上手い。
何故、私が日本人だと分かったのか?
「アナタ、中国人ニ見エナイ。ダカラ、日本人ダト思ッタ」
素晴らしい、素晴らしいよ、アンナさん。
そのとおり、コミュニスト・チャイナにパンクはいない。
「アナタ、ドウシテ、ウクライナ来タ?」
観光です。ウクライナが好きなんだよ。
「女ノ子、目当テデショ?」
違う、違う。それに、ウクライナは言われてるほど美人の国じゃないじゃん。
確かに美人率は高いかもしれないけど、そうじゃない人もいっぱいいる。
(そういうアンナさんも美人ではない。愛嬌があるのでモテそうではあるが)
「アナタ、ウクライナ好キ?珍シイ。ウクライナ、怖クナイ?」
全然怖くないよ。(ベラルーシやモルドバに比べたら何と過ごしやすいことか)
「アラー、アナタスゴイ。ゴ飯、ドウシテル?」
スタローヴァヤで食ってる。
「ホント?プププ、アナタ、ウクライナ人ミタイネ!」
(まあな・・・一度はウクライナ人になりかけたことがあるからな・・・)
「ウクライナノ料理、大丈夫?」
全然大丈夫。美味しいよ。キエフ・カツレツ大好き。
「アナタ、ヤッパリウクライナ人。ウクライナノ女ノ子ト、ケッコンスル」
と、こんな感じでアンナさんとの会話が弾む。彼女の口調や日本語はどこかとぼけていて面白いのだが、文字ではそれを表現できないのが無念。
アンナさんは本当に日本が大好きらしく、また近々出稼ぎに行く予定なのだが、今度こそ日本でいい男を捕まえて結婚するのだと意気込んでいた。ウクライナの男は酒ばかり飲んで働かないし、日本の男は何だかんだ言っても真面目で良い夫になってくれるから、それに日本は住みやすいからだそうな。確かに日本は治安もいいし何事もきちんとしてるし、家族を路頭に迷わせるようなダメ男は少ないかもしれない。
外パブで働いているおねーちゃんを見ると、影では酷い目に遭っているんじゃないかと余計な心配をしてしまうのだが、アンナさんは俺が日本人だというだけで屈託無く話しかけてくるくらいだから、本当に日本で楽しく仕事ができたのだろう。
暫し彼女と話をした後、メルアドと電話番号を交換して別れる。いやー、驚いた。

独立広場に並ぶビル。一番左のビルから郵便局、銀行、マック、ひとつ飛んでホテル。地下にはショッピング・モールがある。キエフで一番栄えている場所。
《つづく》
通りすがり |
2009年01月09日(金) 06:58 | URL |
【コメント編集】
>>生活感がただよってくるところが、たまりませんね。
いやー、これは嬉しい言葉だ。ありがとうございます。
真面目に観光もせずにフラフラしてる人間なので、こんな風に言ってもらえないと立つ瀬がありません。
そうですね、どこに住んでいても、どんな問題があっても、夢も希望も幸せも無しに生きている人間はいません。そんなささやかな幸せを見たくて旅をしているのかもしれません。
いやー、これは嬉しい言葉だ。ありがとうございます。
真面目に観光もせずにフラフラしてる人間なので、こんな風に言ってもらえないと立つ瀬がありません。
そうですね、どこに住んでいても、どんな問題があっても、夢も希望も幸せも無しに生きている人間はいません。そんなささやかな幸せを見たくて旅をしているのかもしれません。
にゃおんちゃん |
2009年01月10日(土) 00:28 | URL |
【コメント編集】
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中身の濃い記事をありがとうございます。
旧ソ連国の旅行記は、どこにもありませんので
楽しみに拝読しています。
なんだか、旧ソ連国のみなさんは不平不満を
抱きつつも、一生懸命、しかしそれなりに楽しく
生きていらっしゃるのでしょうか。
生活感がただよってくるところが、たまりませんね。
次回の更新を楽しみにしております。