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2007.12.08 (Sat)

2007モルドバ・ウクライナ旅行記(その36)

◆アンドレイとお別れ

8月30日(木)
いよいよ、旅行は終盤戦に突入。今日はウクライナの首都キエフに移動して、土曜日には日本へ帰る。

この日は朝6時に起床。東欧に来るといつも風邪をひくのだが、今回もその例に漏れずしっかり風邪をひいたので、最高に具合が悪い。迎えに来てくれるというアンドレイをホテルの前で待つが、小雨が降っていて寒い・・・。立っている気力も無く、玄関の隅っこでしゃがみこんで待つ。
待つこと10分、アンドレイがタクシーに乗ってやって来た。駅はホテルから歩いて行ける距離だし、道も知っているので一人で行ける。なのに、朝の6時半にわざわざ来てくれるとは・・・。ありがとよぉ。・゚・(つД`)・゚・

5分足らずで駅に到着したが、列車の発車時刻は7時14分。30分以上待ち時間があるので、待合室にある喫茶店で紅茶を飲んで時間を潰す。アンドレイは学校の先生なので、もうすぐ夏休みが終わって登校してくる子ども達の話になる。「生徒達に会うのが楽しみだ」とニコニコしている。夏休みの間に色々なことを体験した子ども達がどのように成長しているか、それを見るのを楽しみにしているのだという。
やがて列車が到着したので乗り込むぺくホームへ向かうのだが、列車に見覚えのあるロゴマークが描かれていて驚く。これは・・・リトアニア国鉄のマーク!これの列車はシンフェローポリから来てヴィリニュスへ向かう寝台列車だった。数両隣にはラトヴィア国鉄の客車が連結されているのが見える。そうか、途中までは一緒に運行されるのね。

雨が降っているので出発までアンドレイを待たせるわけにはいかない。「色々ありがとう、もう大丈夫だよ」と言い、がっちりハグをしてお別れ。さらに彼は別れ際にお土産をくれた。何かと思って袋から取り出すと、それはポルタヴァの地図だった。「今度来るときに役に立つだろ?」だって。うぇーん、おまいは俺を泣かせたいのか。。・゚・(ノд`)・゚・。
本当に色々ありがとう。また来るからね。

シンフェローポリからヴィリニュスへ  湯沸かし器
左:この列車はヴィリニュス行きでリトアニア国鉄が運行していた。
右:こっちの列車には必ず積まれている湯沸かし器。これで美味しいお茶を飲めます。


列車に乗り込むと、切符を確認するため車掌が英語で話しかけてきた。そう、リトアニア国鉄の車両だから、当然乗務員もリトアニア人。だから英語も通じる。さすがEU加盟国。片言のリトアニア語で挨拶すると、すげー驚いていた。わーっはっは、どうだい?
コンパートメントの中にはお母さんと小学校低学年くらいの女の子がいた。彼らはリトアニア人でクリミア半島で夏休みを過ごした帰りなのだという。シンフェローポリからヴィリニュスまで36時間くらいかかる。昨日の夜に出発して、今日一日を列車の中で過ごし、明日の朝にヴィリニュスに到着するのだ。何とも凄い話だが、西シベリアのオムスクに住む知り合いはロストフ・ナ・ドヌー(アゾフ海に近いロシア南部の都市)へ行くのに列車の中で3泊したと言っていた。ソ連は広い。ほんと無駄に広くて、移動が大変だ。

お母さんのほうは少し英語を話せるが、子どものほうはさすがに無理。子どもは教科書らしき本を取り出して勉強を始めたので、その様子をじーっと見る。子どもは見つめられてやりにくそうな表情をしていたが、やがてモジモジしながら話しかけてきた。お母さんの通訳によると、これは国語の教科書で夏休みの宿題として出されたものだそうだ。
そこで、子どもに片言のリトアニア語で話しかけ、一緒に国語を勉強する・・・っていうか、にゃおんちゃんが子どもにリトアニア語を教えてもらう。色の名前とか花やら動物の名前を教えてもらったが・・・すぐに忘れた。許せ、おじさんだから物覚えが悪いのだ。


タバコを吸いにデッキに行くと、列車が止まった。ここはどこだろう?と思い外を覗くと、カゴを持ったお婆ちゃんがモノを売りに来た。何かと思っていると、お婆ちゃんがカゴから取り出したのはパン。焼きたてらしく、まだ温かい。「このパンは婆ちゃんが作ったの?」と尋ねると、うなづきながら「家で作って持ってきた。焼きたてホヤホヤだよ」みたいなことを言う。にゃおんちゃんの幼稚園児以下のロシア語能力では全てを理解できなかったが、大方は合っているだろう。お腹がすいていたので買うことに。
すぐにその場で少しかじってみると、メチャメチャ美味しかったので、「ハラショー!フクースナ!スパシーバ!」を連発してお婆ちゃんを褒め称える。すると、その様子を見ていた乗客がわらわらとパンを買いに来たので、にゃおんちゃんは退散することに。あの分なら、持参したパンは完売しただろう。よかったね、婆ちゃん。

すぐに車掌さんのところへ行ってお茶を頼み、お湯が沸くまで立ち話をする。「あなたはどこでリトアニア語を覚えたの?」と聞かれたので、にゃおんちゃんはリトアニアが大好きで去年・一昨年と訪問していることを話す。しかし、彼女は「リトアニアなんて小さな国なのに」と納得できない様子。物好きな奴だと思われているのだろうか?リトアニアをマンセーしているとお湯が沸いたので、紅茶を受け取りコンパートメントへ戻る。
リトアニア人親子にパンを勧めるが、彼らは既に朝食を摂ったので不要とのこと。改めてパンを食べてみると・・・ほんとに美味しい!今までウクライナで食べたパンの中で一番美味しい!焼きたてでホクホクしていて柔らかいし、蜂蜜が塗ってあって甘くて本当に美味しい。デカいパン二つをあっという間に食べきってしまった。
あのお婆ちゃんは駅でモノ売りなんかしてないで、パン屋さんをやるべきだ。もし、お婆ちゃんが目の前にいたら、「にゃおんちゃんがこの街に住んでいたら、毎日買いに行っちゃいそうなくらい美味しい。婆ちゃんはパン作りの名人だ!」とマンセーしていただろう。

これが美味しい手作りパン
これが美味しい手作りパン。また食べたいなぁ・・・。

ヴィリニュス行きの寝台列車
これがリトアニア国鉄の車両。このままヴィリニュスに行きたいなぁ・・・と思うことしきりだった。

ラトヴィアの寝台車両
こっちはラトヴィア国鉄の車両。このままリガへ・・・行くわけねぇだろ、馬鹿野郎!


《つづく》

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