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2007.10.26 (Fri)

2007モルドバ・ウクライナ旅行記(その30)

◆中国語じゃだめなんだよ! in シンフェローポリ

ウクライナはクリミア半島西部の小さな街バフチサライの観光を終えたにゃおんちゃんは、バスに乗ってクリミアの玄関口シンフェローポリへと戻る。とりあえず、ドニエプロペトロフスクを経由してポルタヴァにでも行ってみようか。
16時20分のバスでシンフェローポリへ。普通の路線バスでエアコンも無いボロだが、運賃は5UAHと激安。40分ほどでシンフェローポリ市内へ着いたが、バスは市内に入ってすぐのところにあるバスターミナルで止まってしまった。まだ市内に入ったばっかりじゃん。これは駅まで遠そうだなぁ・・・。

バスを降りて周りを見渡すが、建物がぽつりぽつりとあるレベルで、ここを市内と呼ぶのもおこがましい景色。駅まで歩いていける場所とは思えないので、速やかにバスを探して乗り込む。運賃は1UAH。
バスに揺られること約10分、見覚えのあるシンフェローポリ駅に無事到着。例によってこの街の地図すら持っていないのだ。無事たどり着けて良かった。今日もシンフェローポリの駅は旅行客でごった返している。まずは列車の切符を買いに行こう。

窓口で「ポルタヴァ」と言うが、係員に「ニェーット!」と言われて終了。確か、ポルタヴァ、キエフ経由でブレスト=リトフスク(ベラルーシ)へ行く列車があったはず。どうやら直通列車は既に出発してしまったか、あるいは満席の模様。
仕方ないので「ドニエプロペトロフスク」と言うと、「リュクス(1等寝台)でいいか?」と言われる。「クペー(2等寝台)は無いの?」と尋ねると、再び「ニェーット!」。はいはい、分かりましたよ、リュクスで行きますよ。
265UAH(約6,000円)の大金をはたいて切符を購入。クペーならキエフやモスクワどころか、西シベリアまで行けそうな金額だ。貧乏旅行者も今夜だけはセレブに変身。

ウクライナ地図
地名だけ言われても分からん、という人のために地図を用意しました。

これまでの移動ルートは、
大阪→イスタンブール→キシナウ→ティラスポリ→キシナウ→ソロカ→キシナウ→
オデッサ→シンフェローポリ→ヤルタ→パフチサライ→シンフェローポリ


切符を買い終えてもまだ18時前。列車は22時半発なので、ネットカフェにでも行こうと思い、駅前をウロつく。
すると、ここでもレーニン像を発見。ここのレーニン像は、座りレーニン。座っているものを見たのは初めてだが、立っているものと比べて高さが無いせいか威圧感は感じない。

駅前にある携帯電話屋の奥にネットカフェを見つけたので入ってみる。
店員に「日本語使える?」と尋ねたところ「無い」と言われるが、日本語を使えるように設定してくれるようだ。コントロール・パネルを開いて対応言語のリストを調べるが、そこには「ヤポンスキー(日本語)」は見当たらない。やはり、WinXPのスラブ語版はデフォルトでは日本語が入っていないようだ。どこに行ってもこれの繰り返しだからね。
こりゃだめだなぁ・・・と思いながら様子を見ていると、モニターを覗き込んでいた店員がこちらを振り返り、一言。

「中国語じゃだめか?」

中国語と日本語は全然違うわ!馬鹿者!どちらも漢字を使うから同じようなものだと思ってるのか?
首を振って「ダメ」と答えるが、店員は「中国語でもいいじゃん」みたいなことを言いやがる。だから、違うんだっつーの!

シンフェローポリのレーニン像
シンフェローポリのレーニン像。特筆すべきことは何も無い。


すっかりゲンナリしてしまい、パソコンなどどうでもよくなってしまったので、周辺を散歩してから駅へ戻る。ここシンフェローポリもオデッサやヤルタと同じく緑豊かな街で、店の数はあまり多くないものの大きな建物が立ち並び、人通りも多くて活気のある印象を受ける。
駅へ戻ると近くの市場でビールや食い物を買い込む。今日は朝から何も食べていないことに気づくと、急激に空腹に襲われたのでケバブを買って食べる。

ベンチに座ってケバブを食べていると、ニャンコがやって来て俺の目の前にちょこんと座った。可愛いのでケバブの切れ端をあげたのだが、そのニャンコは俺があげた分を食い終えると、今度は別の人のところに行ってちょこんと座るではないか。しばらく観察していたが、目の前にお行儀良く座ったニャンコにじーっと見つめられた人の殆どはエサをあげていた。
あのネコ、自分の可愛さを武器にしてやがる。賢い奴め・・・。

ポルタヴァのアンドレイさんに電話をすると、「今は仕事が暇な時期だから、いつ来てもいいぞ。歓迎する」と言われる。ええ人やぁ・・・。



◆セレブな旅の友、リュクス(一等寝台)

ビールを飲みながら徐々に暗くなっていく空を眺め、晩夏の夕暮れを堪能した後、列車に乗り込む。イェーイ、今回はリュクスを使っちゃうぜー!どんなセレブなお部屋が俺様を待っているんだい?
と浮かれながら乗り込むと、高い金を払っただけあって豪華なコンパートメントがにゃおんちゃんを待っていた。まず、クペーは1室4人なのに対し、リュクスは1室2名。2段ベッドではないので開放感がある。
さらにテーブルにはおしゃれなクロスが掛けられていて、サービスで水とジュースが置いてある。窓の上にはテレビもあるし、壁には220V対応のコンセントもある。床に敷いてあるカーペットもクペーとは違う。素晴らしい!(;´Д`)ハァハァ

同室になったウクライナ人のおじさんと、ビールを飲みながら話をする。おじさんはキエフに住むビジネスマンなのだが、夏休みでヤルタへ行っていたそうだ。家族はまだヤルタに残っているが、おじさんはいつまても休んでいられないので、ドニエプロペトロフスクでひと仕事してからキエフへ帰るのだという。
にゃおんちゃんが初めてリュクスに乗ったことを話すと、「居心地いいだろ?高いけどな」と言われた。おじさんは仕事柄出張が多いそうだが、その際にはいつもリュクスを使うのだという。もしかして、高給取りの敏腕ビジネスマン?
「でも、たまにクペーも使うんだよ。皆で酒を飲んでワイワイやるのも楽しいからな」
んー、日本のB寝台は壁が無いからなぁ・・・宴会なんかしたら怒られるんだよなぁ。寝台料金も高いし。列車の旅はこっちのほうが絶対楽しい。

おじさんは疲れていたし、にゃおんちゃんも列車に乗る前から飲み続けているので酔っ払ってしまい、二人とも23時過ぎには寝てしまった。

ドニエプロペトロフク行きの夜行列車
ドニエプロペトロフスク行きの夜行列車にも名前がついていた。「ピブデニー号」と読むのか?
例によって、左には新幹線のイラストが。何故だ???

これが一等寝台
これがセレブな一等寝台。枕もシーツもカーテンも豪華で、質素なクペーとは大違い。


目が覚めると朝の6時少し前。通路に出ると、列車はもうすぐ終点ドニエプロペトロフスクに到着するようで、多くの乗客が顔を洗ったりトイレに行ったりと慌しく動いている。
やがて列車は市内に入り速度を落とし始めても同室のおじさんが起きないので、心優しいにゃおんちゃんは起こしてあげることに。テーブルにおじさんの財布と携帯電話が無造作に置かれていてギョッとする。日本人ってことで信用されてるのかな?

6時30分、ドニエプロペトロフスク到着。ここからはウクライナ東部の旅。


《つづく》

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