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2007.10.11 (Thu)

2007モルドバ・ウクライナ旅行記(その25)

◆ひとりぼっちの夜 in ヤルタ

部屋に戻り、ひと眠り。起きると20時だった。フルシチョフに電話して港で合流し、レストランへ。
例によってメニューはロシア語で書かれていてさっぱり読めないので、彼の「ヤルタは魚が旨い」というアドバイスに従って魚料理をオーダーする。さてさて、どんな料理が出てくるやら。
お互いの近況や仕事のことを話していると、料理がやってきた。何やら鮭をクリームソースで煮込んだ料理で・・・食べてみるが、美味しくない・・・うぅっ・・・(ノД`)

心の中で泣きながらご飯を食べていると、フルシチョフ君の携帯に電話がかかってきた。そして、電話を終えると彼は「ごめん、急用だ。ママが何やら困っているらしい」と言い、そそくさと行ってしまった。何があったのか分からないが、そういう事情なら仕方あるまい。明日は日曜日だし、また明日会えばいい。


食事を終えて一人で海辺をお散歩する。海岸通りは歩行者天国になっていて、夜の10時過ぎだというのに人通りが多い。ホテル、レストラン、クラブ、ディスコ、バー・・・昔の貴族のドレスを着て写真を撮れるサービスやら、スタッドだらけのレザージャケットを着てハーレーにまたがって写真を撮るサービスなんてのもある。まるでJUDAS PRIESTみたいな衣装で、結構すごい。にゃおんちゃんはレトロ・ハードロッカーなのでああいう格好はパス。

港正面の船着場には豪華客船が停泊していて、その前にはステージが組んである。ステージにはDJがいて、ダンス・ミュージックが大音響で流れている。その周りでは踊り狂う若者、そして一面に飛び散っているビール瓶の破片・・・。
お前ら、ビール瓶を叩き割るのは止めろ、危ないだろ。と言っているそばからサンダル履きの女の子が怪我をして足先から血を流している。ほらー・・・ほんと馬鹿だな、お前ら。他人に迷惑掛けるなよ。

旅行者ばかりのヤルタでは、東洋人のにゃおんちゃんが歩いていても誰も気にしない。当然、地元の人も旅行者慣れしている。モルドバではどこに行っても凄い視線を浴びていたというのに、一転してここでは放置プレイである。
モルドバにいたときは「うざい」と思っていたが、ここに来たらあまりの放置ぶりで何だか寂しくなってしまった。しかし、いまいち飲みに行く気にもならず、DQNを見て気分が悪くなったので帰ることにする。

大勢の旅行客でごった返すヤルタだが、英語表記は殆ど無い。英語なんか全然通じないし、レストランやカフェに入ってもメニューは全部ロシア語。ここはロシア語圏の人を対象にしたリゾート地。黒海沿岸でも有名な観光地で外国人もたくさん来るだろうに、「ロシア語が分からん奴は来なくていい」という本音が見え隠れする。
帰り道の途中にネットカフェを見つけたので立ち寄ってみるが、日本語フォントが入ってなくて万事休す。帰って速やかに寝る。

夜のヤルタ港
夜のヤルタ港。皆楽しそうにしているが、にゃおんちゃんは一人ぼっちで寂しくなる。



◆ちょっとは真面目に観光しようか

8月26日(日)
早寝したので7時に目が覚める。下着やTシャツをお洗濯して、10時に外出する。フルシチョフに電話するが、まだ寝ているのか応答が無い。
港へ行き、海岸通りのスタローヴァヤでご飯を食べるが、食事を終えてもフルシチョフからの電話は来ない。相変わらずクソ暑いので海水浴でもしようかと思い、ビーチへ行く。

ビーチへ行って少しばかり泳ぐが、30分もしないうちに嫌になって止める。一人で海水浴なんて空しすぎるし、周りには水着姿の美しいお姉さんなんて全然いなくて、おじさん・おばさんと子どもばかり。居たたまれなくなってすぐに退散する。
ヤルタへ来てから何もしていないので、少しは観光しておこうかと思い『リヴァーディア』へ行くことにした。

ヤルタのビーチ
ジジババ&子どもしかいないビーチ。居たたまれなくなって30分程度で退散。

ヤルタの海岸線
ヤルタの街の海岸線。背後には1,000m級の山々が迫る。


リヴァーディアはロマノフ朝(というかロシア帝国)最後の皇帝ニコライ2世の別荘として建てられたが、1945年にはあの悪名高き『ヤルタ会談』の舞台にもなっている。ヤルタに来たからには、日本人として行って来なければなるまい。そして、悪態のひとつもつかねばなるまい。
「ルーズベルトのアホバカ野郎!スターリンのクソッタレ野郎!」と。

ん?チャーチルはどうしたかって?
チャーチルは、ルーズベルトよりはアカどものヤバさを知っていたので、あまり責める気にならない。多分、容共主義者のルーズベルトやただのアホのトルーマンに振り回されて、歯噛みしたに違いない。
それに、戦勝国なのに第二次世界大戦で一番大損こいたのはイギリス。「世界最大の植民地帝国」から「ただの島国」へ転げ落ちちゃったわけだから。自業自得とはいえ、哀れ。


モスクワ通りのバス乗り場から37番マルシュルートカに乗ってリヴァーディアへ。運賃は3.5UAH。マルシュルートカはヤルタの街を抜け、やがて何も無いところで止まると、運転手が「ここがリヴァーディアだ」と言う。バスを降りるが右手はノリ面、左手は藪。おーい、ホントにここでいいのか?
左手(海側)に幅4~5mほどの取付道路があるので行ってみるが、突き当りには金網があって行き止まり。しかし、その少し手前に階段があり、縁石にペンキで「←Livadia Palace」と書いてある。しかし、どう見ても他人の家の裏庭に行くような通路である。ほんとにこっちでいいのか?

疑心暗鬼になりながら歩くこと数分、人がたくさんいるのが見えた。どうやらリヴァーディアに着いたようだが、ここは裏口だ。売店のお姉ちゃんが「正面はあっち」と言うので、教えられたとおりに歩いて正面に回る。おお、これこそ写真で見たリヴァーディア!
ヤルタ会談で撮られた有名なスリーショットの写真を使った看板が立っている。この三人の悪党がどんなところで悪巧みをしたか、しっかり見てこよう。

リヴァーディア正面
これがリヴァーディア。皇帝の別荘というわりには小ぢんまりした可愛い建物です。

三悪人の看板
正面入口に立っていた三悪人の写真看板。おまいら、許さんぜよ!


《つづく》

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