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2007.10.05 (Fri)

2007モルドバ・ウクライナ旅行記(その22)

◆マルシュルートカでひと騒動

あまりに暑いので海水浴にでも行こうかと思い海水浴場を探すが、街中には無い。地元民に尋ねたところ、「アルカーディヤ」というビーチがここからトラムに乗って20~30分のところにあるそうな。
アルカーディヤ・・・英語にすると"arcadia"になるのだろうか?「理想郷」という名の海水浴場・・・。

水着姿の美しいお姉さんがたくさんいる「理想郷」ですか?

でも、止めた。行くのがめんどくさいから。
それに、一人でビーチをウロウロしていたら、ホントに変質者とか盗撮マニアと思われかねんし。


代わりに・・・という訳ではないが、ショッピング・モールへ行って地下のカフェテリアでご飯を食べる。このカフェテリアはステーキやムニエルを目の前で焼いて作ってくれる。凄く美味しそうなのでステーキを注文してみるが、食べてみたら硬くてちっとも美味しくない。使っている肉が悪いのだ。鮭のムニエルにしときゃよかった・・・。

歩いていたらインターネット・カフェを見つけたので入る。日本語環境は無いが、とりあえずメールをチェックするだけなので構わない。
しかし、フルシチョフ君やアンドレイさんとは直接電話で連絡を取っているので、大事なメールはひとつも無し。行方不明なままとなっているアントネスクからの連絡も無し。あいつは一体何をやっているのだろうか?今さらトランスニストリアに戻る気は無いから、連絡貰っても手遅れなんだけどさ。


ネットカフェで時間を潰してもまだ16時・・・もう限界だ。かなり早いが駅へ行くことにする。
預けてある荷物を取りにホテルへ戻った際、フロントの女性に駅へ行く方法を尋ねる。来るときはトローリーバスで来たが、下車したところが一方通行なので反対方向に行くバスの乗り場が分からないのだ。ところが、フロントのお姉ちゃんは「10グリブナ」と言うではないか。
教えて欲しかったら10グリブナ払えってか?ジョークにしてはセンスが悪いし、ホテルのフロントが客に対してジョークをカマすか、普通?ジョークだと分かっていたが、ムカついたのでポケットから札束を取り出した。すると、受付嬢は目を丸くして「ジョーク、ジョークよ」と慌てて言う。そんなこと分かってら。

トラムでも駅の近く(多分バスターミナル付近)まで行けるはずなのだが、何番のトラムに乗れば良いか分からないのだ。という訳で、フロントで教えられたとおり、ホテルの前から195番マルシュルートカに乗って駅へ向かう。運賃は1.25UAH。
にゃおんちゃんは荷物を抱えて後部座席に座っていたのだが、途中から人がわんさか乗り込んできて大変なことになる。駅に着いたので降りようとするが、デカい荷物を抱えているので身動きが取れない。一旦降りて通路を空けてくれればいいのに、皆体を縮めるだけでその場から動こうとはしない。

そこのおばさん、そんなにデカいケツじゃ少しくらい体を縮めても、にゃおんちゃんはそこ通れませんから!

仕方が無いので、「プラスチーチェ・パジャルースタ!("すまみせん"とか"失礼します"という意味)」と連呼しながら無理矢理スペースをこじ開けて進む。若い兄ちゃんが何やら文句を言っていたが、知ったことではない。
お前ら、一旦車から降りて通路を空けるという発想は無いのか?馬鹿じゃねーのか?

日本人のお行儀の良さが恋しくなった一瞬だった。

駅へ向かうマルシュルートカの中
マルシュルートカの車内。この後、ラッシュアワー並みのすし詰め状態になるとは夢にも思わず。



◆久しぶりの夜行列車

駅へやってきたが、列車の出発までまだ3時間以上ある。駅前で露天商がサングラスを売っていたので40UAH(約920円)で買う。ティラスポリでサングラスを壊してしまい困っていたので、丁度良かった。さらに近くの市場で飲み物と食い物を買い込んで、駅の待合室へ行く。フカフカのシートがあるうえに、冷房が効いていて快適。

自分の寝床が上段か下段か気になったので、隣に座っていた女性に切符を見せて尋ねてみるが全く英語が通じず玉砕。すると、近くの席でそれを見ていたお姉さんが英語で「どうしたの?」と助け舟。おー、ありがたい。
切符には座席番号が書いてあり、確か「奇数なら上段」とかそんな法則性があったはず・・・。お姉さんに尋ねてみたものの結局は分からずじまい。

暇なのでそのまま立ち話に突入。にゃおんちゃんが買ったクヴァースのペットボトルを見て、「あなた、これ好きなの?ウクライナ人みたいね」と言う。おう、当たり前だぜ。一度はウクライナ人になりかけたことがあるんだからな。幸か不幸か失敗したけど。
お姉さんはこれから友達に会いにスーミまで行くのだという。スーミっていうと、ウクライナ北部だな?ポルタヴァよりもさらに北だ。


お姉さんと別れ、時計を見ると18時。まだ早いけど、一度ホームへ様子を見に行ってみるか・・・。
ホームへ行くと、既に列車が入構していた。ホームをウロウロしていた車掌さんに切符を見せ、列車に乗り込む。ちなみに、にゃおんちゃんの車両の車掌はおじさん。男性の車掌を見たのは初めてだった。列車の車掌というのは女性の仕事だとばかりだと思っていたけど、そんなことないのね。

久しぶりに乗る夜行列車、いいねー!列車の旅は最高だ。同じコンパートメントの人と仲良くなって、酒をかっくらって酔っ払って寝ている間に目的地に着いちゃうのよ。日本と違って運賃も安いし、速度が死ぬほど遅いことと風呂に入れないことを除けば最高だね。
まるで修学旅行中の中学生のようにワクワクしていたにゃおんちゃんだが、出発直前になっても誰もこのコンパートメントにやって来ない。俺は隔離されてるのか?

結局誰も来ないままシンフェローポリ行きの夜行列車は出発し、にゃおんちゃんは一人寂しくビールを飲みながら音楽を聴いて過ごすことに。

タブリヤ号
この夜行列車は「タブリヤ号」という名前がついているらしい。何故か新幹線のイラストが。

途中の停車駅にて
駅のホームでおばちゃん達が食べ物やビールを売っている。


いつの間にか寝てしまい、目が覚めると列車はどこかの駅に停車していた。ホームには飲み物や食べ物を売るおばさん達がたくさんいる。車内で宴会を開いて酒を飲みつくした乗客達が、ビールやウォッカを買い込んでいく。旧ソ連諸国を列車で旅すれば、必ず見る光景。
去年行ったバルト三国は鉄道網が壊滅的な状態で、どこへ行くにもバスばかりだった。そんな訳でこの光景を見るのも2年ぶり。

ビールを飲んで酔っ払って寝ていたら、夜中の午前2時近くに誰かがコンパートメントに入ってきて飛び起きる。老夫婦とその娘らしき3人組で、同室の乗客だった。礼儀正しい人達で「起こしてしまってごめんなさいね」と詫びてきた。
ここはどこかと尋ねると、「ニコラエフ」だと言う。オデッサの東方約100kmのところにある都市だ。4時間かかってもまだニコラエフ?ここからシンフェローポリまで300km近くあるはずだ。この調子で本当に明日の朝にシンフェローポリに着くのだろうか?

でも、そんなことはどーでもいいや。眠い・・・寝るぞ、ぐー。


《つづく》

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