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2007.07.04 (Wed)

2006バルト三国旅行記(その46) - もう来ねぇよ!!(9月14日)

この日、この旅行で唯一の笑えない事件がありました。
寝坊もシャレにならなかったが、あれは結果オーライなので。


◆リガの新市街地を探検

軍事博物館を見学していると、暑いわけでもないのに凄い量の汗が吹き出してきた。どうやら風邪薬が効いてきたらしい。薬屋のおばちゃんが太鼓判を押しただけあって、すごい効き目。汗をかいたせいで熱が下がって、気分がかなり良くなった。

気分が良くなったので、昨夜に引き続き新市街地へ行ってみる。
観光地&繁華街の旧市街地と比較すると、新市街地は観光客は殆どおらず、立ち並ぶ店も靴屋とかスーパーマーケットとか地元民向けの店が多くて生活の匂いがする。ソ連時代に建てられたものが殆どで歴史的価値があるようには見えないが、それでも多くの建物にユーゲントシュティール様式の装飾が施されていて、なかなか雰囲気がある。

リガの新市街地
リガの新市街地

新市街地の裏路地
裏路地に入るとこんな感じ


歩いているだけなのに汗をかいて仕方ないので、カフェに入って一休みする。お茶を飲んでいると、隣に母娘らしき二人がやってきて書類を見ながら話をはじめた。話の内容はさっぱり分からないが、二人がロシア語を話していることは理解できた。しかし、横目で観察すると、そのドキュメントはラトヴィア語で書かれている。
やっぱりこの国は変だ・・・。

古聖ゲルトルート教会しばし休憩した後、古聖ゲルトルート教会へ行ってみる。昨日の夜に見たときは夜空にそびえたつゴシック様式の尖塔が何とも不気味な雰囲気を醸し出していたが、昼間に見ても迫力がある。歴史的価値はそれほど高くないようだが、旧市街地からそれほど遠くないので、時間に余裕があれば見学をお勧めする。
中に入ると、おばちゃん達が椅子に飾りつけをしていた。何か儀式でもあるのだろうか?残念ながら、外観が迫力ある以外はさして見るものは無いので、速やかに立ち去る。

薬が効いてだいぶ楽になったが、やはりまだ体調が悪いようで、歩いているだけですぐに疲れてしまう。ホテルに戻ってひと眠りすることにする。裏路地をブラブラと歩いて帰るが、晩ご飯の食材を買い求めるおばちゃんやら、路地で遊ぶ子ども達やら普通の市民の生活の様子が見えて面白かった。


ホテルに戻り数時間寝る。起きると夕方になっていた。
これ以上リガにいても仕方ないので、明日はどこへ行くか考えなくてはならない。古城のあるツェースィスへ行くか、エストニアのタルトゥへ行くか・・・。リガ駅へ行って列車とバスの時間を調べる。
駅を出ると夕暮れがとてもきれいだったので、街の真ん中を流れる運河のほとりにある公園でベンチに座って空を眺める。周りにも夕暮れのひとときを楽しむ市民がベンチや芝生でのんびりと談笑している。日本にいるときはなかなかできない時間の過ごし方だなぁ。だいたい職場を出るときはとっくに日が暮れた後だから、夕焼けを見ることすらない。

しばしベンチでくつろいだ後、お腹がすいたので昨日行ったカフェテリアへ再び行く。ご飯を食べていると隣に日本人の女の子が二人やってきた。彼女達はスウェーデンからここに来て、この後はエストニアに向かうのだという。あのー、リトアニアには行かないんですか?



◆バルトの惨劇

2時間ばかり飲んだらさっさとホテルに帰り、明日に備えてぐっすり寝よう。そう決めると、寝酒を飲む場所を探して旧市街地でバーを探す。
適当に歩いて、とあるバーに入る。店内は狭くてゴチャゴチャしているが、それ以外は至って普通。実は普通の店じゃないことが後に判明するが、このときのにゃおんちゃんにそんなことが分かるはずもない。

カウンターでビールを飲んでいると、隣に女の子がやってきて話しかけてきた。彼女の名前はオクサナ、オデッサ出身のウクライナ人でリガの学校に留学しているのだという。にゃおんちゃんがウクライナに行ったことを話すと、「あんなところに何をしに行ったの?」と驚かれた。ウクライナ人から見たら、ウクライナに観光に行く奴などよほどの物好きに見えるのだろう。ええ、オイラはその物好きなんですよ。
彼女も他のウクライナ人の例に漏れず、母国に戻るつもりは無いという。ここで勉強して、あわよくば西欧のより豊かな国へ移住したいと思っているそうだ。政治や経済はマフィアに牛耳られ、その利権にありつけない庶民にはロクな仕事が無いウクライナ。オクサナのように英語を話し、外国に留学するチャンスのある連中はどんどん逃げ出して行く。


1時間ばかり話をした後、彼女は去っていった。にゃおんちゃんも疲れてしまったので帰ることに。ところが、お会計の額が89LVL(約2万円)だという。8.9LVLの間違いかと思って伝票をよく見るが、89LVLと書いてある。

ビール2杯、カクテル3杯で2万円だと?

オクサナに2杯ばかりご馳走してやったら、彼女は何やらゴージャスなカクテルを頼んでいたが、それにしたってこんな額にはなるまい。無駄と思いつつも抗議したところ、奥からガタイの良いおじさんが出てきた。万事休す。ちっ、払うよ。払えばいいんだろ、馬鹿野郎。
90LVL出すと、店員が「お釣りが無いから、1LVLは彼へのチップにしてくれ」と用心棒を指差す。ふざけんな、馬鹿野郎。もう、げんなりしていたので1LVLは彼にくれてやることにした。用心棒のおっさんに見送られて店を出ると、彼は一言「Thank you」と言って店内に戻っていった。


ふざけんな!ふざけんな!もう二度と来ねーよ!

もう来ねえよ!!

普通、多くのバーはキャッシュオンデリバリーなのだが、この店は違った。金を払おうとしたら、「伝票でチェックしてるから後でいい」と言われたのだ。そのときはさほど疑問にも思わなかったが、うかつだった・・・。今にして思えば、オクサナも怪しい。彼女は店とグルだったのだろうか。
酔いが一気に醒めたが、疲れが一気に押し寄せてきて、ホテルに戻るとすぐに寝てしまった。
この国は最初から印象が悪かったが、何とか好きになろうと努力した。にもかかわらず、こういうオチだ。こんな街、明日の朝一番の列車で出ていってやる!


≪つづく≫

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