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2007.04.07 (Sat)

2006バルト三国旅行記(その41) - 散歩のつづき(9月13日)


◆バリケードの博物館

早起きしたので早朝のリガ旧市街をブラブラと歩くが、風邪をひいているせいかすぐに疲れてしまった。ホテルに戻ることにするが、大聖堂の裏手に小さな博物館を見つけたので入ってみる。「1991年のバリケード博物館」と書いてあるが、裏路地に面した普通の家の2階にあるので誰も気づかないのではないだろうか。
玄関のドアを開けて中に入ると階段があり、その傍らにバリケードの残骸が置いてある。

東西ドイツ統一や冷戦の終結を受けて、バルト三国では1980年代末から独立運動が起こっていた。この博物館は、その独立運動真っ只中の1991年1月にソ連内務省治安部隊の襲撃を受けた際に市民が作ったバリケードに関する博物館らしい。
1991年1月といえば、リトアニアでもランズベルギス大統領が独立を叫んで国会議事堂に立てこもり、市民が大統領を守るべく国会議事堂の周りにバリケードを築いてソ連の治安部隊と戦っている。そのバリケードの一部は今でも国会議事堂の裏に残っている。
どうやら、リガでも同じようなことがあったらしい。意外だ。

バリケードの博物館入口とにかく、にゃおんちゃんのラトヴィアに対する印象は悪い。ロシアのチャットで遊んでいたときも話をしたラトヴィア人は失礼な奴だったし、実際にこっちへ来てもリエパーヤの街はボロボロだし、歩いていてもやたらジロジロ見られるし、とにかく感じが悪い。リトアニアでは皆気さくに話しかけてきたのにねぇ。
以前にかのノーベル賞作家ソルジェニーツィンの「収容所群島」を読んだ際、ラトヴィア人のことがボロクソに書かれていて驚いたことがある。「収容所群島」はソルジェニーツィンが収容所に入れられた体験を小説にしたものなのだが、頭のイカレた残虐なラトヴィア人がやたらと登場する。ソルジェニーツィンに言わせれば、「ラトヴィア人は、リトアニア人やエストニア人とは明らかに異なるヤバい奴らばかり」ということらしい。
何せ、にゃおんちゃんのラトヴィアに関する知識はこの程度なので、バリケードを作って治安部隊と戦ったなどという話を聞くと非常に違和感がある。

誰ですか、そこ!
「ラトヴィア人はバルトの朝鮮人か?」と言っている人!


そんな感じで少々困惑気味のまま中へ入り、階段を上る。2階に上がると受付があり、おばちゃんが座っていた。どこから来たか尋ねられたので「日本」と答えると、「日本語のパンフレットもあるわよ」と言われる。販売されているパンフレットを見ると、おばちゃんの言うとおり日本語のものもあったが、ショボいので買わないことにする。
民家の一室を改造したものなので大きなものは置いておらず、主に写真やポスターなどが飾られている。ジオラマを見ると、どうやら大聖堂の前のドゥーマ広場を車や有刺鉄線を巻いた鉄骨で封鎖し、立てこもって戦ったらしい。

面白かったのが、館内に置いてあるモニターで流していた当時の映像。現場で撮影されたもので、怪我をした人が血を流しながら何かを叫んでいたり、治安部隊から狙撃されてカメラをかついだまま逃走したので映像がブレまくっていたり、と非常に生々しい。当時の緊迫した情勢と、「独立を!」と叫ぶ民衆の高揚感がよく伝わってくる。音声と字幕は全てロシア語やラトヴィア語なので、何を言っているのかまるで分からないのが難点だったが、ショボい展示物よりもよほど面白くて見入ってしまった。

バリケードの博物館にあったパネル
「博物館内部に飾ってあったパネル」



◆ブラックヘッドのギルド

サクッと見て帰るつもりが、意外に面白くて長居してしまった。また熱っぽくなってきたので、さっさとホテルに帰ることに。その途中にあるのが、これ。

ブラックヘッドのギルド

リガのシンボル「ブラックヘッドのギルド」だ。その大きさといい、精巧な彫刻といい、見事としか言いようがない。残念ながらオリジナルは独ソ戦の際に壊れてしまったので、現在あるものは4年間の歳月を費やして2000年に復元したもの。いや、それにしたって見事だわさ。あまりの凄さに、しばし見とれてしまう。その横にある聖ペテロ教会もすごい。
ブラックヘッドのギルドがある広場は「市庁舎広場」といい、北に市庁舎、南にブラックヘッドのギルド、東に聖ペテロ教会、西に占領博物館と観光スポットに囲まれている。

リガ市庁舎
「リガ市庁舎」
クラシックな外観だが、中は改装されていてモダンなつくりになっている。真ん中にある塔はエレベーターで上がることができる。何度か行こうと試みたが、いつも混んでいて断念した。
この近辺に来ることが多かったので、来るたびにここのトイレを利用していた。わはは

聖ペテロ教会とブラックヘッドのギルド
「聖ペテロ教会とブラックヘッドのギルド」
聖ペテロ教会はデカすぎて写真に納まりきらず、こんな写真しか無い。

リガの猫
路上でのんびりと毛づくろいしていた猫。話しかけると、「うにゃ~」と返事をした。
この国は、人間は無愛想だが、猫は愛想が良い。

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