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2007.01.08 (Mon)

2006バルト三国旅行記(その38) - バルチック艦隊の遺産を探して(9月12日)

前回の記事の続きです。
風邪をひいて具合悪いにゃおんちゃんでしたが、リエパーヤの街外れにある軍港地区へ向かいます。かつてバルチック艦隊の母港だった港です。


◆軍港地区を歩く

バスに乗って軍港地区へ行ったにゃおんちゃん。ところがバスは妙に変な経路を走る。
下の地図が軍港地区(ラトビア語で"KAROSTA"という)のもの。見てのとおり掘込港で、海への出入口近くに橋が架かっている。この橋を通ればすぐに行けるのに、何故かバスはわざわざ東側から回り込む経路を走っているのだ。しかし、いくら悩んでも仕方ないので、「このバスはそういう経路のバスなのだろう」と考えることにした。
堀込の向こうは東側が工場地帯で、西側が居住地区になっている。工場はかなりくたびれていたが、現在でも操業しているような感じだった。ソ連時代に立てられた集合住宅が立ち並ぶ地域に差し掛かると、乗客がひとり、そしてまたひとりと降りていく。

リエパーヤ軍港地区の地図

そして、上の地図で"KAROSTA"と書かれている辺りまで来ると、乗客はにゃおんちゃん一人となった。にゃおんちゃんが見に行きたい「海の大聖堂」はこの近辺なのは間違いないのだが、どこでバスを降りていいのか分からなくて悩んでいると、運転手のおじさんが話しかけてきた。
「お前、どこに行きたいんだ?」と言うので、地図を見せて場所を伝える。すると、運転手は「もう通り過ぎちゃったぞ」と言ってバスを止めた。「ここから少し戻れ。それほど遠くないから」という運ちゃんの指示に従い、その場でバスを降りて来た道を歩いて戻ることになった。

バスを降りて辺りを見回すと、広い道路に沿って集合住宅が立ち並ぶ大きな団地だった。道路には街路樹が立ち並び緑も多く、遊んでいる子供や散歩している親子がいたりして中々良い光景に見える・・・。が、ボロいのだ。何もかもボロい。
道路はガタガタで埃っぽいし、集合住宅はどれも外壁が色あせていてかなり年季が入っている。ソ連時代には海軍関係者が住む立派な団地だったのだろうが、ソ連崩壊以降はロクに手入れもされていないようで酷くみすぼらしいものに変身していた。中心街から遠く離れたところにあるこの団地は今では低所得者が住む地域となっているようで、はっきり言うと・・・はっきり言うとみすぼらしい老人や若者が多かった。夜には来ないほうがいいだろう。
リエパーヤ自体が相当みすぼらしいのだが、この一体はさらにみすぼらしい。またしてもショックを受けた。

軍港地区の集合住宅 その1

軍港地区の集合住宅 その2


スラム・テイストがほんのり漂う団地を歩いていると、突如巨大な寺院が現れた。これが「海の大聖堂」だ。それほど歴史があるわけでもなく、観光名所でもないのだが、とにかくデカい。ヴィリニュスで見た寺院や教会よりもデカい。帝政ロシア時代にロシア人がこれ見よがしに建てたのだろうか?

教会周辺にいた人達は皆ロシア語を話していた。この建物がロシア正教の教会なのだから、ここにいるのはロシア系の人が多いのは当然だろう。
中に入ると、至って普通の正教会だった。特にすごいフレスコ画や祭壇があるわけでもない。手入れはしているものの老朽化には勝てないようで、あちこちに痛みが目立つ。お婆ちゃん数人が熱心にお祈りをしていた。神様は貧しいこの街の貧しい地区に住む貧しいこの人達を救ってくれるのだろうか?

海の大聖堂


教会を出てトボトボと歩くが、とにかくこの教会はデカい。しばらく歩いてから振り返ってみるのだが、ちっとも小さくならない。広くて真っ直ぐな道路の突き当たりにこの巨大な教会が鎮座していているので遠近感が狂ってしまい、自分がとれほど歩いたのか全く分からない。
バルチック艦隊の名残を探そうと辺りを散策するが、とにかく広い。自転車でも無いことにはどこにも行けない。海辺にすら徒歩では行けないのだ。

市街地に戻ることを決断し、港にかかる橋を渡って帰ろうとするが、橋を見て愕然とする。

壊れた橋

バスが遠回りしたのはこれが原因だったのだ。大きな船が通る場所なので開閉式の橋が架けられていたのだろうが、見るも無残にぶっ壊れている。一体何があったのだろうか?船でも激突したのだろうか?この橋が壊れているばかりに軍港地区の住民は遠回りを強いられているわけだが、生活道路を直す金が無いほど貧乏なのだろうか?
橋のたもとで釣りをしていたおじさんを見ていたが、おじさんに怪しまれたので退散する。

風邪をひいて具合が悪いうえに無残な光景を見て落ち込んでしまった。時間も昼を過ぎていたので、そろそろバスターミナルに戻ることにする。橋を渡れないので、近くのバス停からバスに乗り、再び遠回りをして帰った。

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テーマ : 東欧 - ジャンル : 海外情報

14:01  |  2006バルト三国  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

橋がきっと韓国製。。。
なんてわかりやす過ぎますな
ウェーッハッハッハ
代吉 |  2007年01月09日(火) 16:42 |  URL |  【コメント編集】

ほんとにねぇ・・・何をどうしたらこんな壊れ方するんですかねぇ。
そのまま放置してるのも凄すぎます。
にゃおんちゃん |  2007年01月09日(火) 22:33 |  URL |  【コメント編集】

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