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2007.01.05 (Fri)

2006バルト三国旅行記(その37) - また風邪をひいてグッタリ(9月12日)

前回の続きです。
風邪を引いたにゃおんちゃんは、グッタリしながらリエパーヤの軍港地区を目指します。


◆日本人青年がバルトで感じたこと

ひとりでチビチビとビールを飲んでいたが、ふと周りを見渡すと客は例の日本人ご一行様とにゃおんちゃんだけになっていた。フロアには日本語が飛び交い、この店はまるで日本人に占拠されたような状態と化している。
ラトビアの片田舎のロックバーにひしめく日本人。想像しただけでも異様な光景なのだが、それが目の前で現実に起こっていた。

内閣府派遣の日本人ご一行様は、案内役の現地の学生と何やら楽しそうに話している。邪魔する気は毛頭無いのでひとりでおとなしく飲んでいたのだが、むしろ彼らのほうがこの怪しい一人でウロつく日本人に興味を持ったようで、ぽつりぽつりとこちらにやって来ては話しかけてくる。
話題はもっぱら、彼らの次の行き先であるヴィリニュスについて。ヴィリニュスの見どころや街の雰囲気についてレクチャーする。彼らのスケジュールはかなりタイトなようで街をゆっくり見て歩く時間がどれほどあるのか不明だが、タリンともリガとも異なるカソリック国特有の穏やかで優しい雰囲気を持つヴィリニュスを満喫できることを祈った。


しばらくすると先ほどツーリスト・インフォで会ったY君がやってきた。彼もこの街のボロさに驚いていたようで、最初はその話題で盛り上がっていたのだが、やがて話題は彼がここまで旅をしてきて感じたものへと変わっていった。
少し離れたところで盛り上がる仲間を見ながら、「内閣府のお眼鏡にかなうだけあって、彼らは全員すっごいエリートなんですよ」と言うY君。しかし、にゃおんちゃんから見れば、教師になるのが夢で某有名大学に通うY君だって十分エリートだと思う。Y君はこれが初めての海外旅行というわけではないのだが、今回の旅行では色々考えさせられることが多く勉強になると言っていた。大国に翻弄されたバルトの歴史や今でも根深い反ロシア感情、その一方で国民の数十%を占めるロシア系住民の存在・・・。行く先々で現地の学生と交流しているのだから、少なからず色々な話を聞いているに違いない。

Y君にバルトに来た理由を聞かれたので、「身はたとえ帝政ロシアやソ連に屈しようとも、心までは屈しなかったリトアニア人の心意気に惚れた」と答えておいた。ラトビアは?と聞かれたが、「トロくさい」と答える。
もちろん、国内にロシア系住民が多いなどラトビアにも色々と事情があるのだが、過激な民族主義者・・・じゃなかった独立心が強いリトアニア人に影響されているにゃおんちゃんから見ると、ラトビアは「トロくさい」のだ。
リトアニア人は国がソ連に併合された後もパルチザン活動を行って大量の死者を出したうえに、第二次世界大戦後には「人民の敵」認定されて多くの国民がシベリア送りにされている。一方のラトビアはというと、ソ連政府がラトビア領内に住む他民族に対して、ラトビア国籍取得の際にラトビア語試験を課すなど、明らかに特別扱いされていた。


さらに、彼は「バルトを通して日本が見えた」とも言っていた。そう、そうなのだ。外国へ行けば、ふとしたことから自分が日本人であることを実感したり、現地人を通じて日本が垣間見える瞬間は多々あるはず。よほど漫然してない限り、1~2週間程度の旅行でも日本や日本人というものについて考えるはずなのだ。
彼はこれをきっかけに日本を見つめなおしたいと言っていた。そして、そのことは自分がいずれ教師になったときに役立つだろうとも。自分が見聞きしたことを熱く語るY君を見て、「ああ、いい先生になるかも」と思った。

やがて日本人一行は帰り支度を始めたので、にゃおんちゃんも彼らにくっついて帰ることにした。だって一人で帰るの怖いんだもん。彼らは明日早朝にここを発つので、ロビーで別れのあいさつをした。
にゃおんちゃんは夕方までに次の目的地に着けば良いので、明日はリエパーヤの軍港地区を見に行こうと思う。

例の不自然なほど立派なロックバー
 これが例のロックバー。飲みに行った日の翌朝に撮影。


◆東欧に来ると風邪を引くのはお約束ですか?

朝、起きると喉が痛い・・・また風邪ひいた・・・。
バルトの9月は朝晩にはかなり冷えるのに、窓を開けたまま寝たのがいけなかったようだ。にゃおんちゃんは、去年もウクライナを発つ前日に熱を出して、鼻水を垂らしながらベラルーシを徘徊したのだ。去年の悪夢がよみがえる。環境の違う旅先で、毎日毎日ヘトヘトになるまでウロついて体力を消耗しているので、ちょっとしたことですぐに風邪をひいてしまうのだろうか。
今日はこれから軍港地区を見て次の街へ行こうと思う。大きな教会がひとつある以外、何があるのかよく分からないが、この街に二度と来ることも無いだろうし、バルチック艦隊に関するものが何かあるかもしれないので行ってみたいのだ。

軍港はバスターミナルのさらに向こうにあるので、もうここには戻ってこない。だからその前にもう一度市街地を見ておこうと思い、再度聖アンナ教会へ向かう。すると、昨日は扉が閉まっていて入れなかった市場が開いていたので入ってみる。品揃えはクライペダとそれほど違わないが、こちらには屋内の市場もあり、そこには保冷機が置いてあって肉や魚を売っていた。

リエパーヤの市場

市場をウロウロしていると、おばさんの足にスリスリしているニャンコを発見。おばさんに話しかけたところ、「私の猫じゃないわよ」と言われる。にゃおんちゃんもその場にしゃがんでニャンコをナデナデすると、オイラにもスリスリしてきた。ブサネコだが、人懐っこくて可愛い。

リエパーヤの市場で出会った同志


市場を見終わるとツーリスト・インフォへ行き、軍港地区への行き方を受付の人に尋ねると、「4番か7番のバスか、1番か3番のミニバスで行きなさい」と言われる。ホテルの前がバス停なので待っていると、3番のミニバスが来たので乗り込む。運賃は0.3LVL(約65円)。ベンツのミニバスでリトアニアで乗ったものと似てるが、あれよりも少し小さい。
乗っているのは地元の人ばかり。普通のバスよりも小回りが効くのがこのミニバスの利点なので、バスは主要道路を外れては団地の中を走ったりする。やがてバスは市街地を出て、どんどん建物が少ない場所へと向かっていく。うーむ、ここはどこなのだろうか・・・。

リエパーヤの目抜き通り

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19:57  |  2006バルト三国  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

>だって一人で帰るの怖いんだもん。

青汁噴きました。ふきふき
代吉 |  2007年01月07日(日) 01:19 |  URL |  【コメント編集】

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