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2006.12.20 (Wed)

2006バルト三国旅行記(その34) - Goodbye Lithuania, Hello Latvia !(9月11日)

前回の記事の続きです。
さて、またダラダラとした旅行記が始まります。ここからはラトビア編になります。読むのに飽きたら、また「香ばしき国々」の続編を登場させますのでお申し付けください。


◆さようならリトアニア

ホテルに預けていた荷物をピックアップしてバスターミナルに向かう。14時20分のバスでこれからリエパーヤへ向かう。切符売り場に行ったところ「切符はバスの中で買え」と言われ、バスに向かう。
バスに乗り込み運転手に20LTL札を出すと、「さらに2LTLよこせ」と言われる。運転手はロシア語で何かを言うがオイラには分からない。えぇ?20LTLで足りないのか?と小首を傾げていると、近くの席にいた男性から英語で、「22LTL出して。10LTLおつりをあげるから」という指示を受けた。
ああ、なるほど、そういうことか。というわけでリエパーヤまでの運賃は12LTL(約520円)。

バスはクライペダの街を出るとバルト海に沿って北上する。しばらく走ると道路沿いに突如空港が現れた。パランガ空港だ。パランガはクライペダから北に20kmほどのところにあるリゾート地で、夏になるとドイツから直行便が飛ぶなどリトアニアでも有数の観光地として知られている。
本当は去年の夏にここに来るはずだったのに、ちょっとした手違いで行き損ねていた。去年の夏のことを思い出していると、バスはパランガのバスターミナルに到着した。バスを降りて辺りを見ると、季節外れとはいえリゾート地らしい開放的な雰囲気が漂っている。
しかし、今回はここでゆっくりしてる暇は無し。さようなら、パランガ。


再び走り出したバスはやがてリトアニア=ラトビア国境に到着した。係官がバスに乗り込んでくるが、EU市民はその場でパスポートを確認しておしまい。係官は外国人のパスポートだけを回収して事務所へ向かう。しばらくすると、係官はパスポートにスタンプを押して届けに来た。
去年、リトアニア=ポーランド国境で経験したのと全く同じ。EU市民はスタンプすら押してもらえないので、出入国の記録が全然残らない。

ともかく、いよいよリトアニアにお別れを告げるときが来た。さようなら、愛しのリトアニア。またいつか来るからね。

ラトビア領内へ入るが、道路の両脇は木々が立ち並ぶばかりで眺めていても全く面白くない。何も無いところにぽつりぽつりとバス停があるのだが、何故かそのバス停から結構な人数の人が乗り込んでくる。一体彼らはこんな何も無い森で何をしていたのだろうか?
最初はクライペダ=リエパーヤを結ぶ都市間バスと思って乗り込んだバスだが、途中で幾度か脇道に入ってはその奥にある村に立ち寄り、そのたびに地元民が乗り込んでくるものだから、車内はまるで田舎の路線バスのような雰囲気になる。
あっけにとられていると、やがてリエパーヤに到着。時刻は17時少し過ぎ。クライペダからは2時間半程度といったところ。

リエパーヤ行きのバス



◆外国人ご禁制の街だったリエパーヤ

さて、ついにやってきたラトビアのリエパーヤ。日露戦争で日本海軍にボコボコにされたバルチック艦隊の母港だった都市だ。第二次世界大戦後、ソ連海軍のバルト艦隊はカリーニングラードを母港にするのだが、リエパーヤは引き続き軍港都市として多くの軍人が駐留し、ソ連時代は外国人立ち入り禁止の都市となっていたのだ。
そう、20年前ならここにこうして立っていることすら叶わなかったのだ!

と、感慨に耽ってみるが、目の前にあるのはゴツい外観のバスターミナルのみ。人通りが少ないうえに日が傾き始めているので、何だかとても寂しい気持ちになる。
バスターミナルの前にはトラムの駅があり、これに乗って南へ2kmほど移動すると中心街へたどり着く。さて、両替をしようか・・・とバスターミナルの中に入るが、両替屋が無い。バスターミナルの周りにはコンビニが一軒あるのみで、他には廃屋かと見間違うようなポロ家屋しかない。リトアニア・リタスの紙幣を握り締めて立ち尽くすにゃおんちゃん・・・。


ラトビアの通貨ラッツを持っておらず電車に乗れない哀れなにゃおんちゃんは、重たい荷物を担ぎトラムの線路に沿ってトボトボと歩く。道の両側にはボロボロの建物が立ち並んでいるが、中には屋根が落ちて廃屋と化している建物やら、窓ガラスが割れてお化け屋敷のようになっている建物があり、「ここはスラム街なのか?」と怯えながら歩く。

歩きすぎて痛む足を引きずりながら街を目指して黙々と歩いていると、どこからかニャンコの鳴き声が聞こえる。鳴き声の元を探してしばらく辺りをキョロキョロしていたが、道路に沿って立っていたフェンスの向こう側を除くと、そこにはニャンコの群れが。
おお、ラトビアの同志達よ!と挨拶をすると、好奇心の強そうな黒猫がこちらにやって来た。しばらくニャンコ達を眺めていたが、フェンスが邪魔で近づけないうえに、フェンスにへばりつくオイラはどう見ても怪しいので諦めて立ち去る。

リエパーヤの同志達


既に日が傾き始めているが、強い西日のせいで汗だくになって歩く。バスターミナルから1.5kmほど歩くと運河があり、その運河に掛かる橋を渡るとリエパーヤの中心街にたどり着いた。
銀行を見つけたので大汗をぬぐってヒィハァ言いながら両替をする。ラトビア・ラッツ(LVL)はやたら単位がデカく、120EUR(約17,000円)を両替しても84LVL程度にしかならない。1LVL=200JPYとイギリス・ポンド並なのだ。リトアニア・リタスと同じ感覚でホイホイ買い物をしてると大変なことになる。

リエパーヤの中心街はせいぜい500m四方といったところで、本当にこじんまりとした地方都市。そのこじんまりとした街を、地元民からジロジロ見られながらホテルを探して歩く。

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テーマ : バルト三国 - ジャンル : 旅行

21:46  |  2006バルト三国  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●ラトビアの妖精?

にゃおんちゃんにお聞きしたいしたいと思ってたことがあるのですが・・・
ラトビアの森で妖精に会いませんでしたか?(笑)

旦那が以前にラトビアの田舎に行ったんですが・・・・・
何もないような森の中にピラピラした服着た可愛い妖精があちこちにいて最高
だったと言うんです。
そのわりには持ち帰った写真には一人もそんな可愛い子ちゃんは写っていないところが不思議なんですが。
ようよ |  2007年04月02日(月) 00:20 |  URL |  【コメント編集】

●よ、妖精ですか?

ラトビアの森の中など行ったことがないので、何とも言えませんが・・・。妖精ですか?妖精ってあのファンタジーの世界の妖精?
にゃおんちゃんがラトビアで見たものは、うらぶれた街並み(リエパーヤ)とロシア人がドイツ化したような人達(リガ)だけですねぇ。美しいお姉さん達はたくさん見ましたが、それは妖精とは言わんでしょうし・・・。

というか、オイラのラトビアの印象は、そもそも非常に悪いので。
「ラトビア=チェキストの国」と思ってますから。w
にゃおんちゃん |  2007年04月02日(月) 12:43 |  URL |  【コメント編集】

●『妖精』とは・・・

ファンタジーではなくリアルに美しいお姉さんさんたちのことでした。

夏のことで、空も緑もそれはきれいで、子供達が魚つりしていたり
道路脇の森を散策する人がいたり長閑な風景だったらしいのですが、
麻っぽいピラピラしたワンピースとか着た綺麗な女性に何人も会い
すっかり魅了されちゃったみたいです。 民宿にも親切な女のコがいて
それがまたカワイかったそうで、田舎での印象はすこぶるいいみたいです。 

リガは・・・・旧市街は映画のセットみたいだったって。 スラムっぽい街区は、タクシーの運転手に「Too dangerous! けっけっけ」と脅かされるわ
犬には吠えられるわで怖かったそうです。

>「ラトビア=チェキストの国」と思ってますから。w
そうなんですか?(笑) スターリンの所為でロシア系住民が多くてロシア語が多く使われてるのかと思ってました。
ようよ |  2007年04月02日(月) 19:59 |  URL |  【コメント編集】

●綺麗なお姉さん達なら・・・

んー、ラトビアでは特に美人が多いという印象は受けませんでしたが。それにラトビアの田舎は英語が通じないので大変です。美人度ならベラルーシやモルドバのほうがよっぽど強烈ですぜ。

それでもリガで美しいお姉さん2名と知り合いになりましたが、そういやどちらもロシア系でした。しかし、それでもあの国は好きになれません。リトアニアとエストニアは大好きなんですけどねぇ・・・。

私、ラトビアでラトビア語を聞いたのはたったの数回ですよ。ラトビア語で話しかけたら通じなかったこともあったし。もちろん、にゃおんちゃんの発音が悪かったからかもしれなませんが。
ラトビアでは、年寄りはもちろん若者も皆ロシア語を使ってました。だから、「俺はロシアに来たのか?」と混乱しましたよ。仲良くなったお姉さんも学校でラトビア語を習っているのに「普段はロシア語を使う」と言ってましたし、喫茶店で隣の席にいた女の子はラトビア語のドキュメントを読みながらロシア語で会話してましたし。

ただし、ロシア特有のあのメチャクチャさは無くて、割と何事もきちんとしてる(リトアニアよりもきちんとしてる)ので「お行儀の良いロシア人の国」という印象を受けました。
リガではあまり治安のよろしくない地区にも行きましたが、あの程度でスラム扱いしたらウクライナなんて一国丸ごとスラム街です。わーっはっは。

普通、どこの国に行ってもその国らしさをどこかに感じるものですが、にゃおんちゃんは「ラトビアらしさ」を見つけることはできませんでした。「ドイツ+ロシア÷2」みたいな印象しか無いんですよね。
にゃおんちゃん |  2007年04月03日(火) 12:56 |  URL |  【コメント編集】

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