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2011.07.17 (Sun)

2009カザフスタン・南朝鮮旅行記(第24回)

◆茜色の空

共和国広場で噴水の縁に腰掛けて、行き交う人々や空を眺めてボーっとしていたが、気がつくとだいぶ日が暮れてきた。どこかでご飯を食べてそろそろ帰ろうかな?
という訳で、サトパエフ通りからドスティック通りへ入り、北へ向かう。このまま北へ移動すれば市場の近くに出られるので、市場の周辺でご飯を食べてもいいし、そこからバスで移動してホテルへ戻ることもできる。

なんて思いながら歩いていると、コクトベに行くロープウェイの駅を見つけてしまった。コクトベは函館でいえば函館山のようなもので、市街地の近くにある山として市民の憩いの場となっている。アルマトイの夜景でも見に行くか?男ひとりだけど。
チケット代は往復で1,500KZT(約900円)。幸いなことに待ち時間は殆ど無く、ゴンドラはすぐに山頂へ向かって動き始めた。

コクトベに行くロープウェイの駅
コクトベに行くロープウェイの駅

15分ほどで山頂へ到着。標高1,070mとのことだが、アルマトイの市街地は標高が700mくらいあるので、それほど高い山という訳ではない。
案内看板を見ると、こんな山の上だというのに遊園地やミニ動物園がある模様。駅から道なりに進むとホントに遊園地と動物園が見えてきた。残念ながら時間が遅かったので遊園地は閉店間際、ミニ動物園に至っては照明が殆ど無いため暗すぎて動物が見えない。

さして広くもない山頂をウロついてていると、ビートルズの銅像を見つけた。「何故こんなものがここに?」と思い近づくと、いきなりスピーカーから音楽が流れ出して悲鳴を上げそうになった。暗くて怖いんだからビックリさせんな!
近くの看板にここにこんなものがある理由らしきものが書いてあるのだが、暗くてよく見えない。何でビートルズ?誰か教えて。

コクトベにあったビートルズの銅像
コクトベにあったビートルズの銅像
正直に言って微妙な出来です・・・。


辺りはだいぶ暗くなってきたが、空を見ると遠くのほうはまだ夕焼け色に染まっていて、その景色があまりに綺麗で暗くなるまでずっと見とれていた。にゃおんちゃんはちっともロマンチストではない(それが原因で女の子にフラれたこともあるほどだ)が、そんな無粋な男ですら時間を忘れて見とれるほどの美しさがあった。
にゃおんちゃんは夕焼けが大好きだが、夕焼け色に染まる街を見るのが好きなのであって、空そのものを見とれるほど美しいと思ったのはこれが初めて。
やはり女性と来るべきだったなぁ・・・。といっても、ここには誘う相手すらいないのだけれど。

時計を見ると20時を過ぎており、お腹が空いたので街へ戻ることに。ロープウェイに乗る前にドスティック通りで見つけたスタローヴァヤへ行ってみることにした。ロマンチックな気分になって山を下りてきたくせに、色気など皆無の大衆食堂にメシを食いに行くところが、にゃおん氏の無粋さを表している。
メシなんて美味しく食えればなんでもいいんだよ!と反論してみる。

コクトベ山頂から見たアルマトイの夕焼け
コクトベ山頂から見たアルマトイの夕焼け


すっかりお気に入りとなったプロフ(ウズベキスタン風炊き込みご飯)を食べてご満悦になったにゃおん氏は、バスに乗ってホテルへ帰ることに。

バスに乗っていると、ほろ酔いでご機嫌のおっさんに話しかけられた。おっさんは片言程度だが英語を理解し、自分は高麗人で名前はキムであると告げてきた。にゃおんちゃんが日本人の旅行者であることを話すと、キムさんは「日本に行ったことはないが、南朝鮮には仕事で何度か行ったことがある」と教えてくれた。
ここまでは至って普通の会話だが、ここから一気におかしくなる。キムさんは何故か執拗ににゃおんちゃんの家の電話番号を知りたがったのだ。どうして電話番号を知りたいの?と尋ねると、「ビジネス」という答が返ってきた。おいおい、あんたはにゃおんちゃんがどんな仕事してるのかすら知らないのに、一体どんな取引をしようっていうのさ!
すっかり気味が悪くなったので、途中でバスを降りて歩いて帰ることにした。

途中に寄った雑貨屋でウォッカとおつまみを買い、ホテルに戻った後は出かけることもなく就寝。
いやー、真面目だ!今回の旅行では殆ど夜遊びをしてない!

共和国宮殿
共和国宮殿

共和国宮殿   共和国宮殿
左:カザフスタンホテル 右:アバイ・クナンバエフ像


≪つづく≫


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