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2010.11.16 (Tue)

2009カザフスタン・南朝鮮旅行記(第21回)

◆アルマトイへの帰還

10月8日(木)、ついにアスタナを去る日が来た。ここへ来たのが10月3日(土)の午後だから、実質4日半も滞在したことになる。毎日色々な邪魔が入って行けずじまいだったバイテレクにも、昨日やっと行けたので思い残すことは多分無い。
前夜の約束どおり午前7時半にヨーコさんがタクシーで迎えに来た。空港へ向かう車の中からアスタナの奇妙奇天烈なビル群を眺めていると、「多分、ここに来ることは二度と無いだろう」という何ともセンチメンタルな感情に襲われた。

ヴィリニュス(リトアニア)やタリン(エストニア)、キエフ(ウクライナ)へ行ったときには「絶対にまたいつかここに来るぞ!」と思ったし、あのロクでもないミンスク(ベラルーシ)やキシナウ(モルドバ)ですら「何だかんだ言って、またここに来ることになるんだろうな・・・」と思わせる何かを感じた。
だが、アスタナを去るこのとき、また来たいという情熱も湧かなければ、また来ることになるだろうという予感も感じなかった。不愉快な思いをしたから二度と来たくない、と思った訳ではない。そこまで思うほど不愉快なことは無かったし(クサレ警官に捕まるのはいつものことだし・・・)、それなりに充実して楽しい日々だった。それなのに、何故こんな気持ちになるのだろう?


移動は至って順調で、8時過ぎに空港へ到着。チェックインもスムーズに終わり、搭乗口への入口でヨーコさんとハグをしてお別れ。色々と世話になったお礼を言い、今度は日本で会う約束をして別れる。彼女は以前から「日本へ行くのが私の夢」と言うほどの親日家だったが、実際に日本人のにゃおんちゃんに会ってその思いはさらに強くなったらしい。そんなこともあってしんみりした別れにならずに済んだ。

帰国後、招聘ビザを申請するための書類を送ってあげると、彼女はあっという間にビザの取得と航空券の購入手続きを済ませ、その熱意が嘘ではないことを証明した。だが、一体何があったのか出発当日にドタキャンしたあげくロクに連絡も寄こさず、私がそれを咎めると逆ギレして罵詈雑言を撒き散らした挙句、絶交を宣言したのであった。
それから9ヶ月後、彼女は突如Skypeで話しかけてきて、このときのことを謝罪した。だが、ドタキャンした理由を何度尋ねても「それは私が愚か者だったから」と言うだけで、あとは口をつぐんでしまう。にゃおんちゃんがその理由を知る日が来ることは無さそうだ。

彼女との仲がこんな結末を迎えるとは当時のにゃおんちゃんには知る由も無かったが、この日に感じた「もう二度とアスタナへ来ることは無いだろう」という予感がそれを暗示していたのかもしれない。
私の「当てにならない直感」は、こんなときだけはよく当たる。


エア・アスタナKC952便は午前9時にアスタナを飛び立った。機内はほぼ満席。
上空へ達した途端に機内食が出てくるが、メニューは来るときと同じサンドウィッチだった。別にマズい訳ではないが、かといって美味いというほどでもない。しかし、隣席のお兄ちゃんはよほど腹が減っていたのか、そのサンドウィッチをおかわりしていた。機内食っておかわりできるの?
早起きしたせいか、機内食を食べ終えるとすぐに睡魔が襲ってきた。起きていてもすることが無いので睡魔に導かれるままに爆睡する。

午前10時40分、目が覚めるとアルマトイへ到着していた。荷物をピックアップして空港の外へ出ると、お約束どおりタクシーの運転手達が群がってくる。6日前に仁川からここへ来たときには真夜中の到着だったためタクシーを使ったが、今回は華麗にスルーしてバス停へ。アスタナへ移動する際にバスでこの空港へ来ているので、もう勝手は分かっている。
バス停は空港の敷地を出てから250mほど歩いたところにある。一本道を直進するだけなので迷うことは無い。

アルマトイ国際空港のバス停
アルマトイ国際空港のバス停。何の変哲も無いただのバス停で、しょぼい・・・。

カザフスタンの携帯電話会社の広告
そのバス停にあった携帯電話会社の広告。何故か日本語の新聞記事が使われている。


再びボロい路線バスに乗ってアルマトイ市内を目指す。前にも書いたが、この空港にはリムジンバスなどという上等なものは走っていない。郊外を走る路線バスがついでに空港まで乗り入れている、といった感じ。
アルマトイへ着いたらまずは今夜の寝床を探さなくてはならない。初日に泊まったトルキスタン・ホテルも悪くないが、あのホテルだと市場へ行く以外は不便だし、アスタナで夜遊びしなかった・・・じゃなくて、あまりお金を使わなかったこともありKZT(カザフスタン・テンゲ)が少々余り気味。明日の夜には出国するのでそれまでにお金を使い切らなければならない。という訳で、今夜は普段より少しばかり良いホテルに泊まる贅沢をしてもバチは当たるまい。

ロンプラの地図でホテルを探すが、市内にはホテルが集中している場所は特に見当たらない。アルマトイの中心街は結構広いうえに、一見の外国人観光客が使える移動手段はトラム(路面電車)しか無いので、あちこちに分散するホテルを回っていたらあっという間に半日くらいパァになってしまう。バスがあるだろって?どこに連れて行かれるか分からないバスになんか怖くて乗れません。
そこで、この街で一番賑やかな通りと思われる「ジベック・ジョル大通り」に近い3件に狙いを定める。


やがてバスは市街地へ入り、渋滞に引っかかって動かなくなる。外を見ると結構人通りが多い。この辺が中心街なのだろうか?バスを降りるタイミングを見計らっていると、正面に「シルクウェイ」と書いてある建物が見えた。シルクウェイはジベック・ジョル大通りの入口にあるショッピングモールなので、ここでバスを降りる。
シルクウェイの中を通り抜けてジベック・ジョル大通りへ出るが、意外にショボくて拍子抜けする。歩行者天国になっているというから、商業ビルが立ち並んでお店が密集してる姿を想像していたが・・・結構ガラーンとしてるし、その中でも比較的賑やかなところはツム・デパート(昔の国営デパート)の周辺300m程度。

ジベック・ジョル大通りの一本南、ゴーゴリ通りにホテルが2件並んでいるので、まずはそこへ行ってみることに。まずは「ホテル・ウユト」に入る。「ダメだったら隣のカズジョル・ホテルに行けばいいや」程度で入ったのだが、スタンダードクラスが1泊10,000KZT(約6,000円)で空室もあるという。トルキスタン・ホテルならこの半額で泊まれるが・・・どうする?
しかし、部屋を見せてもらったところ綺麗だったし、すぐにチェックインできると言うのでここに決めることにした。

チェックインを済ませて部屋へ入ると、真っ先にお風呂へ入る。この日のアルマトイは蒸し暑くて、歩いている間にかなり汗をかいていた。
アスタナでは寒さに震えていたというのに、アルマトイは蒸し暑いのだ。カザフスタンはホントに広い。

シルクウェイの内部
シルクウェイの内部。ちっちゃいモールです。



≪つづく≫

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