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2010.09.07 (Tue)

2009カザフスタン・南朝鮮旅行記(第19回)

◆謎のピラミッドと大統領のおまる

ついにバイテレクへ行ったにゃおんちゃんだが、展望台から気になる建物を発見したので行ってみることにした。
大統領宮殿の裏はイシム川が流れているのだが、そのさらに向こうにピラミッドがあるのを見つけてしまったのである。何故、あんなところにピラミッドが?ヨーコ嬢に尋ねると、あれは『平和と和解のピラミッド』というオペラハウスで中に入ることも可能だという。
という訳で行ってみることにするが、どう見ても2~3kmはありそうな距離で、歩いて行くにはちと遠いのでバスに乗る。ヨーコさんは例によってタクシーで行くとわがままを言うが、「節約!節約!」とクギを刺す。

イシム川を渡ったところでバスを降りて数百メートル歩くとピラミッドに着いた。急ピッチで開発が進むアスタナだが、さすがにこの辺まで来ると建設途中の高層アパートやホテルらしき建物がポツリポツリとある程度で、建物は殆ど無い。

平和のピラミッド
平和と和解のピラミッド

しかし、訳の分からん建物ばっかり建てやがって、ほんとに金の無駄遣いだよなぁ・・・。日本はカザフスタンから天然ガスや原油は輸入していないが、自分の払ったガソリン代が産油国で無駄遣いされていると思うと非常に腹が立つ。お前のことだよ、カタール!バーレーン!サウジアラビア!
一日も早く常温核融合を実用化してこいつらを乞食に逆戻りさせようではないか。

中を見学しようとしたが、見学時間が決まっているらしく追い返されてしまった。次の見学時間まで30分以上あるが、そこまでして見たいものではないので移動することに。せめてエントランスだけでも見せてもらえないか交渉したが、答は「ニエット!」。
はいはい、それじゃ次行ってみようか。


ピラミッドの向かいにはまた謎の建築物が。真ん中に黄金の鷲を戴くスタチューがあり、左にはまだ工事中のカゴのような建物が、右はコンベンション・ホールらしき建物がある。
右の建物では世界観光機関(UNWTO)の総会が開かれており、出席者らしき民族衣装に身を包んだ黒人が建物の前をウロウロしているのが見える。中に入ってみたいところだが、部外者である我々は入口に立っている警備員に追い返されるのがオチだろう。

外国人にレギストラーツィアを義務付け(日本人は手続きが簡素化されているが)、旅行者に賄賂をタカるゴロツキ警官がいる国でUNWTOの総会ですか?
ロクな観光名所も無いくせに調子に乗るんじゃないよ!


あれ?もしかして、アスタナの香ばしい建築物で観光客誘致を狙っている?
釣れるのは、にゃおんちゃんのような物好き旅行者だけだと思うが。

カゴのような建物の近くに行くと、休憩していた建設作業員が声を掛けてきた。この建物は何?ヨーコさんに頼んで通訳してもらうと、凄い答が返ってきた。

『大統領のおまる』

笑い死にしそうになりました。

コンベンションホールらしき建物
右がコンベンションホール、左が「大統領のおまる」


コンベンションホール以外何も無い場所にいつまでもいても仕方ないので、再びバスに乗って移動。にゃおんちゃんのリクエストによりアスタナ駅を目指す。ヨーコさんは「え?バスで行くの?ここからだと30分以上かかるわよ?」と怪訝な顔をしているが、周りを見渡してごらん。タクシーなんか1台も停まってませんから。バスで行くしかないんです、わーっはっは。

ヨーコさんはバスの中でも「あなたはどうしてバスなんかに乗りたがるのか」とボヤいていたが、途中で水道管でも破裂したのだろうか?道路が冠水して凄いことになっている場所があったり、アメリカ大使館を見つけたり、郊外のバスターミナルらしき場所でいきなりバスを下ろされたり(向かいに停まっているバスに乗り換えてくれと言われた)、バスの出発を待つ間に近くの売店にアイスクリームを買いに行ったら、店員や客に「えー?日本人?どうしてこんなところにいるの?」と驚かれたり、色々とあって退屈しなかったのであった。

アメリカ大使館
我々のような西側の人間にとってカザフスタンで最も安全と思われる場所、アメリカ大使館

冠水した道路
雨も降ってないのに道路が水浸し。水道管でも破裂したのだろうか?


途中、掘っ立て小屋の立ち並ぶ一角を通り過ぎた際、ヨーコ嬢が神妙な顔で言う。
「ほら見て。古くて汚い家ばかりでしょ?この辺りは貧しい人達が住む地域なの。カザフスタンは急激に発展してる国だけど、こんな人達もまだ大勢いるのよ」

光の当たるところには必ず影が生まれる。急激な経済発展から取り残される人がいても不思議ではない。多分、地方都市や田舎に行けばこんな地域のほうが多いだろう。とはいえ、ウクライナだって田舎に行けばこんな光景は当たり前で、特に酷いレベルには思えない。そんなこと言ったら、一国丸ごとこんな感じのモルドバはどうするのか。え?欧州最貧国と一緒にするなって?
そう考えると、格差が生まれることもなく全体の底上げに成功した昭和の日本って凄かったんだなぁ・・・と思い、こんなジョークを思い出した。

マルクスとケインズがあの世で酒を酌み交わしながら談笑していた。
お互いの理論について議論していると「自分の思想を最も忠実に実現した国家はどこか」という話題になった。
二人とも日本を挙げた。




≪つづく≫

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