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2010.03.09 (Tue)

2009カザフスタン・南朝鮮旅行記(第13回)

長らくお待たせいたしました。旅行記を再開します。

写真を一枚撮るごとに課金されるというセコい博物館『大統領文化センター』の見学を終えたにゃおんちゃんはバイテレクへ向かいます。

◆全体主義国家にある『全体主義犠牲者慰霊碑』って?

ここからバスに乗って南へ進みイシム川を渡れば、昨日行ったショッピング・モール『MEGA』へ辿り着く。MEGAモールからバイテレクまで約2km。ここから歩いても約3~4kmってところだから、歩けない距離ではない。さっさとバスに乗ってバイテレクへ直行しても良かったのだが、イシム川を見たかったので途中まで歩いて行くことにした。
目の前には6車線のだだっ広い道路「カバンバイ・バトル通り」が走っており、その先にはイシム川に掛かる巨大な橋が見える。どんだけお金持ってますか、お前ら・・・。

川縁に公園があるのが見えたので立ち寄ってみるが、理解に苦しむデザインの像が立ち並ぶばかり。何を意味しているのか、解説文も何も無いので全く分からない。

謎の銅像
猛牛の上に菩薩様のような人が立っている謎の銅像

意味不明なオブジェ
えーと・・・これは一体何を意味するのでしょうか?


そんな公園の奥へ進むと、そこに立っていたのはトルコ建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクの銅像。何故ケマル閣下???
柏崎トルコ村(新潟県)に捨て置かれていたケマル像じゃないよな?

銅像の前で唸っていると、まるでカザフ人には見えない旅行者らしき男性二人組がやって来た。話しかけてみると彼らはトルコ人だったが、旅行者ではなく仕事でこの街へ来たとのこと。ガイドブックに載っているので見に来てみたが、どうしてケマル閣下の銅像がこんなところに立っているのか、彼らも分からないという。
ケマル閣下を尊敬するにゃおんちゃんは、ここでも「ケマル・マンセー!」をしてトルコ人と仲良くなる。暫し立ち話をした後、握手してさようなら。

ケマルは世俗主義を掲げてトルコを近代化しようとした指導者だけに、「イスラム原理主義は許さん。うちも世俗的なイスラム国家として近代化を目指すのじゃ」という偉大なる終身大統領ナザルバエフ閣下からのメッセージ・・・と考えるのは邪推か。

アスタナのケマル・アタテュルク像
どうしてここアスタナにケマル閣下の銅像が?


イシム川に掛かる橋を渡りカバンバイ・バトル通りを南へ進むと、右手に中央公園が。約1km四方の大きな公園で中には遊園地やら遊覧船乗り場がある。北へ向かってこの公園を突っ切るとアジトへ戻ることができるが、まだまだ元気いっぱいでそんな気はさらさら無い。

さらに先へ進むと『地図公園アタメケン』の案内看板が。地図公園とは何のこっちゃ?と思いきゃ、「カザフスタン全土が縮小された模型で再現された庭園」だそうな。ガリバーになった気分でカザフスタンを闊歩できるのか。
しかし、どうにも地雷を踏みそうな予感がしたので、ひとまずパス。


全体主義犠牲者慰霊碑それよりも興味をそそられたのが少し離れたところにある人工的に作られた丘。てっぺんにコンクリート製のぶっとい柱がそびえ立ち、その上に巨大なカザフスタン国旗が翻っている。
この国旗のデカさたるや半端ではなく、これだけ大きいからには重量も相当なものに違いない。歩いてる人の上に落ちてきたら怪我しそうな代物だ。そんな巨大な国旗が風に煽られて頭上でバッサバッサとはためいている。何だか怖くなってきた。

最初はただの国旗掲揚場所かと思っていたが、ここは『全体主義犠牲者慰霊碑』というところらしい。「全体主義の犠牲者」とは、ソ連時代に粛清や強制移住で死んじゃった人達のことを指すのだろうか?丘へ登る階段の側面に何やら書かれているが、ロシア語とカザフ語で書かれていて読めない・・・。
しかし、一言だけ言わせて欲しい。

今でも選挙のたびに立候補予定者が変死体になっちゃう政治体制のくせに、何言ってやがりますか?


全体主義犠牲者慰霊碑の上から地図公園アタメケンを眺めてみるが、やはりショボそうだ。今は無理して行く必要もあるまい。時間があったら来てみることにしよう。
それよりも、そのアタメケンの入口にあるお屋敷のような建物は何だろう?正面玄関には「SALTANAT SARAI」と書かれている。スルタンの家(または宿)?国賓待遇のVIPが利用する宿舎だろうか?分からん。

スルタンの家?
スルタンの家?トルコ人にぶん殴られますよ?



◆金がありすぎてのぼせ上がってるとしか思えない無駄な巨大な建築物の数々

そんなこんなで散歩すること1時間、MEGAモールまでやって来た。昨日来たときは夜だったうえによそ見もせずにモールに入ってしまったので気づかなかったが、モールの向かいには『ドゥマン』という巨大な水族館が、裏にはまるでUFOのような形をした『サーカス場』が、そしてその向こうにはスターリン様式の巨大なマンション『アスタナの凱旋』が見える。
他にもモスクもどきやら巨大な壁のようなホテルやら、ウケ狙いで作ったとしか思えん奇妙な巨大建築物がそこらじゅうに転がっているため、ここにいると遠近感と美的感覚が狂って仕方が無い。

さーて、どうやってバイテレクに行こうかな?と考えているとヨーコ嬢から電話が来る。
「あんた、今どこにいるの?MEGA?今からそっち行くから、そこで待ってなさいよ」

本日の観光はここで終了・・・。

巨大水族館ドゥマン
海の無い国カザフスタンにある巨大な水族館『ドゥマン』

アスタナのサーカス場
まるでUFOのようなサーカス場


ヨーコ嬢が来る前にアスタナの凱旋を見に行ってくることにする。あんなに近くに見えるんだ、20分もあれば行って帰って来れるさ!
しかし、遠近感の狂ったにゃおん氏の読みは見事に外れ、歩けど歩けど辿り着かない。建物がデカすぎるせいで近いように見えるが、実は1kmほど距離がある。もうやだ・・・。

吹きさらしの風に煽られてヒィヒィ言いながら辿り着いたアスタナの凱旋。どう見てもゲームのラスボスが住んでいそうな悪の城にしか見えない。
これで政府機関の建物だというのならまだ納得もできるが、実際はただのマンション(そのかわり金持ちしか住めないらしいが)だというのだから、ここアスタナはにゃおん氏の理解を超えた世界である。
中に入っても面白いものは無いだろうし、入口には警備員の詰め所らしきものがあるので、用も無いのに入らないほうがいいだろう。写真だけ撮って退散する。

MEGAモールへ戻ると腹が減ったのでフードコートへ行き、タコスを食う。何故タコス?いや、特に理由はありません。

アスタナの凱旋
どーん!これがスターリン様式の巨大高層マンション『アスタナの凱旋』


モールの中を歩いているとCDショップを見つけたので、ULYTAUのCDを買おうと思い立ち寄ることに。
すると、入口で青年が「ギターヒーロー」をプレイしていた。かなり上手で感心してしばらく見ていたのだが、演奏している曲が"Nothing Eles Matters"やら"St. Anger"やらで正直萎える。
そこで、彼が選曲しているときに後ろから「クリフ・バートンがいたときの曲を!」と声を掛ける。英語が分からないのか怪訝な顔をする彼に向かって「クリフ!クリフ!」と連呼。まさか知らないはずはあるまい。
小さく頷いた彼が選んだ曲は"For Whom The Bell Tolls"。そう、それだ!

と盛り上がっているところにヨーコ嬢到着。
「なに?ゲーム?くだらない」とにべもなく我々の連帯感を一刀両断した彼女は、にゃおんちゃんの腕を引っ張りどこかへ連れて行こうとする。あー、僕のMETALLICAがーっ!
いや、ちょっと待って!ULYTAUのCD買わなくちゃ!
青年に目で別れを告げるにゃおんちゃん。そんな私の感傷などお構いなしに腕を引っ張ってズンズン店の中へ進んでいくヨーコ嬢。ドナドナが似合いそうな光景だったかもしれない。

お店に置いてあったULYTAUのCDは1枚のみ。これだけ?
ヨーコ嬢が店員に確認するが、答は「彼らはまだ1枚しかアルバムをリリースしていない」というものだった。よし、それじゃこれを買って帰りましょうかね。

ギターヒーローをプレイする青年
ギターヒーローをプレイする青年。ヨーコさんに拉致されて、さよならも言えずお別れ。



≪つづく≫

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テーマ : 海外旅行 - ジャンル : 旅行

22:09  |  2009カザフスタン・南朝鮮  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑
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