2006バルト三国旅行記(その30) - バルト海へ行こう!(9月11日)
前回の続きです。
「お前ら、独逸を何だと思ってやがりますか!」と一発かましたにゃおんちゃんは揚々とホテルへ引き上げます。
◆バルト海を目指す黒猫(2006年9月10〜11日)
意気揚々とホテルへ戻るにゃおんちゃん。時間は23時を過ぎており、くたびれて眠い。元来た道を歩いて帰るが、オイラの前方にスキンヘッドの若者達が歩いている。何やら大声で叫び、手にしたビール瓶を路面に叩きつけ、道路沿いの店の窓を叩いたり看板を蹴っ飛ばしたりしている。感じ悪いなぁ・・・。
もしかしてあいつらもネオナチなのだろうか。だとしたら、にゃおんちゃんなど格好の標的に違いない。距離を取って歩くが、奴らはいつまで経ってもいなくならない。仕方が無いので通りがかったバーに入って奴らをやり過ごすことにする。ビールを2杯ほど飲み、30分ほど時間を潰す。
顔を真っ赤にしてホテルに帰還し、すぐに爆睡する。
翌朝9時にホテルを出る。荷物をフロントに預け、まずはバスターミナルへ。今日はバルト海に沿って北上し、ラトビアのリエパーヤへ行こうと思う。日露戦争でボコボコにされたバルチック艦隊のかつての母港だ。
バスターミナルは駅の向かいにある。時刻表で確認すると1日に4〜5往復走っているようだ。所要時間は2時間半〜3時間程度。ということは、午後の便で出発すればOKだな。
バスターミナルから旧市街を目指して歩く。道路には石畳が敷き詰められていて雰囲気は良いのだが、ヴィリニュスと比較するとボコボコで歩きにくいったらありゃしない。改良工事をして綺麗にしてあるヴィリニュスとは異なり、クライペダの道路は何十年も前からこのまんま、という感じ。

ヴィリニュスで買い損ねたSDカードを仕入れるべくカメラ屋を探すが見つからない。やっと一件見つけて飛び込むが、SDカードを取り扱っていなかった。むぅ・・・。
やがてダニェ川までやって来たが、昼間に見るダニェ川は昨夜見た幻想的な光景とは全く異なり、緑色の藻のようなものに覆われた汚い川だった。遠くから見るとまるで緑色のゴムマットが敷いてあるようで川に見えない。川沿いのフェンスは途中で切れている箇所があり、酔っ払いや子どもが地面と勘違いして川に落ちるのではないかと不安になった。
川沿いには公園があり、おじさん達が釣りをしていた。何が釣れるのかと思いそばにいって眺めるが、怪訝な顔をされたのでそそくさと退散する。
そんなに怪しまなくてもいいじゃないか。(;´д`)
早い時間のうちに砂州へ行っておこうと思い、船着場へ向かう。
クライペダの沖にはカリーニングラードからここまで約100kmに及ぶクルシュ砂州(現地語ではネリンガという)という砂州がある。ここから船で対岸のスミルティネというところへ渡り、そこからバスに乗るとニダへ行ける。ニダはソ連時代に共産党幹部専用の保養地だった場所で、そのため手付かずの自然が残っていてとても美しいところだという。ユリアも「是非行くべきよ!」と絶賛していた。
しかし、残念ながらニダまで行ってる時間は無いし、季節外れのこの時期に行っても侘しいだけだろう。スミルティネには水族館があるのだが、残念ながらこの日は休館日。
だが、にゃおんちゃんには目的があった。オイラはバルト海を見たいのだ。スミルティネから海岸線までの距離は不明だが、このあたりは砂州の先端なのでたいした距離ではあるまい。
汚い川ですね。悪臭はしなかったけど。



