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2013.02.05 (Tue)

本日の鹵獲品(WHITE TIGER / WHITE TIGER)

 WHITE TIGER / WHITE TIGER (1986)

White Tiger
 1.Rock Warriors
 2.Love / Hate
 3.Bad Time Coming
 4.Runaway
 5.Still Standing Strong
 6.Live To Rock
 7.Northern Wind
 8.Stand And Deliver
 9.White Hot Desire
10.Rock Warriors (Remix)
Produced by Mark St.John
Performed by David Donato(Vo), Mark St.John(G), Michael Norton(B), Brian James Fox(Ds)

WHITE LIONではありません、WHITE TIGERです。
イアン・ギランの後任として一瞬だけBLACK SABBATHにいたデヴィッド・ドナートというボーカリストと、ヴィニー・ヴィンセントの後任としてKISSに加わり、「ANIMALIZE」に参加しながらもライター症候群という病気(関節炎の一種らしい)で脱退する羽目になったマーク・セント・ジョンというギタリストが結成したバンドだ。
大物バンドに入り損ねた者同士が結成したバンドなので、当時は少しだけ話題になった。

そのWHITE TIGERが1986年にリリースした唯一のアルバムがこれ。自費出版という形で作られたのだが、その割には入手が容易で当時輸入盤屋でよく見かけた記憶がある。
音楽性はいわゆるLAメタルで、若干ウェットな感触があるところなどは典型的なLAメタル勢とは異なるが、ボーカルは普通だし名曲があるわけでもない。マークはKISSの歴代ギタリストの中でも最もテクニカルでフラッシーなソロを弾いていた人だけあって、本作ではこれでもかというくらい弾きまくっているが、それだけで群雄割拠、百花繚乱のLAメタルシーンを勝ち抜けるほど甘くはない。

結局、彼らはメジャーレーベルとの契約を得ることができず、LA周辺でたった9本のライヴを行っただけで1988年に解散している。
その後、マーク・セント・ジョンは同じく元KISSのピーター・クリスと結成したKEEPというバンドやソロで活動していたが、2007年に脳内出血によりこの世を去っている。享年51歳。

ちなみに、デヴィッド・ドナートがBLACK SABBATH在籍時に録音したデモテープはブートレッグとして発売されており、YouTubeで聞くことができる。歌っているのがよりによって"The Shining"(正確にはその原曲)なので、トニー・マーティンと比較すれば彼がすぐにクビになった理由がよく分かるだろう。こんなフニャフニャした歌ではサバスのボーカリストは務まらん。
この時期、トニー・アイオミはLAで若くて生きのいいボーカリストを探していたようで、他にもロン・キールやカル・スワンなどに声を掛けている。ロン・キールは論外だが、カル・スワンならいけたかもしれない。デモ音源が残っていれば是非聞いてみたいものである。


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テーマ : ハードロック - ジャンル : 音楽

22:46  |  本日の鹵獲品  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.02.02 (Sat)

本日の鹵獲品(ALIEN / ALIEN)

 ALIEN / ALIEN (1988)

Alien (1988) 1.Brave New Love
 2.Tears Don't Put Out The Fire
 3.Go Easy
 4.I've Been Waiting
 5.Jamie Remember
 6.Feel My Love
 7.Only One Woman
 8.Wings Of Fire
 9.Dying By The Golden Rule
10.Touch My Fire
11.Dreamer
12.Mirror
Produced by Chris Minto
Performed by Jim Jidhed(Vo), Tony Borg(G), Ken Sandin(B), Toby Tarrach(Ds), Jimmy Wandroph(Key)


スウェーデン第二の都市イエテボリ出身のメロディック・ハードロックバンドの1988年のデビュー作。
このたび、本作がギリシャの『No Remorse』というレーベルから再発され、さらに今年の「FIRE FEST」への出演が決まったので、記念に取り上げた次第。

クソダサいジャッケトを見るとハズレ臭がプンプンするが、とんでもない!北欧メタル史に残る名作です。
北欧のバンドらしい透明感がありなからも非常に垢抜けており、このままイギリスやアメリカに持って行っても通用するであろうクオリティを誇る。12曲も収録されているが、捨て曲はひとつもない。
あのEUROPEだって、最初の2枚はダサい曲もたくさんあったし歌も下手だったのに、それに対してこのバンドはデビュー作でいきなり完璧に近いものを出してきたのだから、こいつらは一体何者だ?と騒ぎになったのは当然だった。

この騒ぎを見た所属レーベル『Virgin Scandinavia』は、これならワールドワイドで通用すると判断してアメリカに売り込みを掛け、1989年にリイシュー盤が日本を含む全世界でリリースされている。
このリイシューの際に、既にジム・ジドヘッドが脱退していたことから、Voを後任のピート・サンドベリのものに差し替え、楽曲も一部を差し替えて(4曲カットして新曲を2曲追加)全曲リミックスし、さらにジャケットを変更している。『Virgin』はALIENを本気でEUROPEに続くバンドとして売り出そうとしていたものと思われる。

Alien (1989)北欧メタルマニアの多くは、やはりオリジナル盤のほうを好むらしいが、リイシュー盤も世界進出を見据えて作ったものだけあって高い完成度を誇っている。
まず、リミックスによってタイトで分厚い音になっている。オリジナルはかなりリヴァーブが掛かった音で、それはそれで北欧のバンドらしい雰囲気を醸し出していたが、アメリカでの成功を狙うならやはりこういう音にしたほうがいい。
また、ボーカルの交代も功を呈したようで、歌のクオリティが上がっている。個人的にはジム・ジドヘッドのいっぱいっぱいの歌も好きなんだが、客観的に見ればピート・サンドベリの余裕たっぷりで貫禄すら漂わせる歌のほうが上。ルックスもジム・ジドヘッドがただのおっさんなのに対して、ピート・サンドベリはセクシーなロックスターっぽいし。
ジャケット?言うまでもなくこっちのほうがいいに決まってる。オリジナルのジャケットでは売れるものも売れない。


本作リリース後、新加入のピート・サンドベリとリーダーのトニー・ボルグを除くメンバーが全て入れ替わり、1990年に「SHIFTIN' GEAR」をリリース。
プロダクションもちゃんとしていて、お金掛けて作ったであろうことが分かる作品だったが、楽曲の質が大幅に低下して普通のメロディック・ハードロックに成り下がってしまった。いや、決してダメなアルバムではないのだが、やはり前作が凄すぎたのだ。

その後、ALIENはメジャー契約を失い、トニー・ボルグのソロ・プロジェクトのような形で1993年に「ALIEN」、1995年に「CRASH」をリリースするが、アルバムを出すたびに質は低下しつづけ、最後の「CRASH」に至ってはDEEP PURPLEもどきの褒めるところがひとつもないクソアルバム。駄作続きでファンから見放されたALIENはひっそりと消えて行った。

しかし、それから10年後、ジム・ジドヘッドとトニー・ボルグは突如ALIENを復活させ、2005年に「DARK EYES」を発表。さすがに1stのような名曲揃いの奇跡の一枚ではないが、落ち着きのある大人のメロディック・ハードロックをやっている。
その後、またしばらく消息不明となっていたが、2013年10月に開催される「FIRE FEST X」への出演が決定した。



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2013.01.28 (Mon)

本日の鹵獲品(WILDLIFE / WILDLIFE)

 WILDLIFE / WILDLIFE (1983)

Wildlife 1.Somewhere In The Night
 2.Just A Friend
 3.Surrender
 4.Charity
 5.One Last Chance
 6.Taking A Chance
 7.Haven't You Heard The News
 8.Midnight Stranger
 9.Rock And Roll Dreams
10.Downtown Heartbreak
Produced by Mick Ralphs
Performed by Steve Overland(Vo), Chris Overland(G), Philip Soussan(B), Simon Kirke(Ds), Mary Booty(Key)

後にFMを結成するオーヴァーランド兄弟、OZZY OSBOURNEのバンドに加入するフィル・スーザン、そしてBAD COMPANYのサイモン・カークがいたというちょっとしたスーパーバンド。本作のプロデューサーはBAD COMPANYのミック・ラルフスで、LED ZEPPELINのレーベル『Swan Song』からリリースされた。これだけ書くと話題性十分に思えるし、すごくいいアルバムだったが、ちっとも売れなかった。
当時から知っていたバンドだが、『Wounded Bird』からの再発盤を見つけたので購入。

BAD COMPANYは1981年にポール・ロジャースが脱退すると解散状態になったことから、当時のにゃおん氏はこのWILDLIFEはサイモン・カークが若いミュージシャンを集めて作った新バンドなのだと思っていた。ところが、実は1980年に1stアルバムをリリースしていたことが判明。しかも、そのアルバムでドラムを叩いているのは後にFMに加わるピート・ジャップ。
つまり、このバンドは元からあったバンドで、そこにサイモン・カークが加入したに過ぎなかったんだな。

楽曲は4曲目以外は全てオーヴァーランド兄弟が書いているので、音楽性はFMに極めて近い。初期FMはシングルヒットを意識したハードポップ路線だったが、本作はBAD COMPANYのメンバーが関与しているせいかブルージーでリラックスした雰囲気を漂わせており、そういう点で後期のFMに近い。
と、ここまで書けばもう品質は約束されたも同然。FMの中心メンバーが曲を書いて演奏しているのだから、ハズレになるずがない。スティーヴ・オーヴァーランドはもうこの頃からメチャクチャ歌がうまい。

1984年にサイモン・カークがBAD COMPANYの活動再開に伴い脱退すると、WILDLIFEはあっけなく解散してしまう。多分、『Swan Song』がオフィスを閉鎖したことも関係してるのだろう。
残ったメンバーは新しいドラマーを加えてILLEGAL TENDERというバンドに移行するが、今度はフィル・スーザンが脱退してあっさりと解散。オーヴァーランド兄弟はSAMSONからピート・ジャップを呼び戻してFMを結成することになる。



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2013.01.27 (Sun)

本日の鹵獲品(WOLFSBANE / WOLFSBANE)

 WOLFSBANE / WOLFSBANE (1994)

Wolfsbane 1.Wings
 2.Lifestyles Of The Broke And Obscure
 3.My Face
 4.Money Talks
 5.Seen How It's Done
 6.Beautiful Lies
 7.Protect & Survive
 8.Black Machine
 9.Violence
10.Die Again
Produced by Simon Efemey & Wolfsbane
Performed by Blaze Bayley(Vo), Jason Edwards(G), Jeff Hately(B), Steve Ellet(Ds)

1984年にイギリス中部のスタッフォードシャーで結成された4人組の3rdアルバム。
ボーカルのブレイズ・ベイリーがIRON MAIDEN加入前にやっていたバンドとして知られているが、そのブレイズがIRON MAIDENでやらかしたせいで、今じゃ「ああ、あのブレイズがいたバンドでしょ? ( ´,_ゝ`)プッ」と笑われてしまう出オチバンドのような扱いを受けている。
酷かったのは「IRON MAIDENでのブレイズの歌」だけであって、このバンドでのブレイズの歌はちっとも酷くないし、1stアルバムのプロデューサーが鬼才リック・ルービンだったりして、デビュー当時は大型新人って騒がれたのに!

本作は完成直後にブレイズがIRON MAIDENに加入してしまい、リリースされたときにはバンドの解散が決まっていたという。そんなタイミングの悪い時期に出たアルバムなので当時はまるで話題にならず、にゃおん氏も今回中古で買うまでは未聴のままだった。こんなタイミングを逸したアルバム、熱心なファンでもなけりゃわざわざ新譜で買わないよね。

というわけで期待せずに聴いてみたが・・・、あれ?これメチャクチャかっこいいじゃないですか!
時代を意識してダウン・チューニングを導入しており、オルタナ風のダーク&ヘヴィな曲(1・5曲目)がちらほらあるけど、ブレイズの豪快かつ能天気(デイヴ・リー・ロス風?)な歌声のせいで殆ど気にならない。2~4曲目なんかは今までどおりの豪快なロックンロールだし。後半になると今まであまりなかったタイプのアグレッシヴな曲があったりするが、ここまでゴリゴリにやれば「もうVAN HALENと比較されずに済むんじゃね?」とポジティヴに受け止められるものだったりする。

仮にブレイズが残ったとしても、既に『Def American』から契約を切られて『Bronze』に移籍していたこの状況で、彼らのアルバムが馬鹿売れしたとは思わないが、確かにこれはもったいないね。当時、数少ないWOLFSBANEのファンが怒ったのも分かる。

ブレイズは1999年に石もて追われるようにしてIRON MAIDENを去った後、BLAZEという自分のバンドを立ち上げるが、2007年にそのBLAZEの活動を終了させるとWOLFSBANEを再結成させ、2012年には復活作「WOLFSBANE SAVE THE WORLD」をリリースしている。



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2013.01.27 (Sun)

本日の鹵獲品(A-II-Z / THE WITCH OF BERKELEY)

 A-II-Z / THE WITCH OF BERKELEY (1980)

The Witch Of Berkeley 1.No Fun After Midnight
 2.Lay Down
 3.Walking The Distance
 4.Glastonbury Massacre
 5.Danger U.X.B.
 6.The Witch Of Berkeley
 7.Last Stand
 8.The Romp
 9.The King Is Dead
10.No Fun After Midnight (7" Version)
11.Treason
12.Valhalla Force
13.I'm The One Who Loves You
14.Ringside Seat
Produced by Mike (Robo Desk Surgeon) Robinson
Performed by Dave Owens(Vo), Gary Owens(G), Cam Campbell(B), Karl Reti(Ds)

1979年にオーウェンズ兄弟を中心にマンチェスターで結成された4人組で、いわゆるNWOBHMバンドのひとつに当たる。
ジャケットやアルバムタイトルからサタニックでおどろおどろしい雰囲気を連想させるが、WITCHFYNDEなんかと同じでドゥーム色は薄く、メロディを大切にしたハードロックをやっている。

本作は1980年に発表された1stアルバムがCD化されたもので、10曲目以降はポーナストラックとして1981年リリースのシングル2枚から5曲が追加収録されている。ちなみに、現在出回っているフォーマットは2枚組でさらに5曲のライヴ音源が追加されている。
ジャケットに大きく「LIVE」と書かれているとおり、本作はデビュー作にしていきなりのライヴ盤。この時代にはたまに見かけた手法で、演奏には自信あるけどカネが無いバンドがよくやっていたが、このバンドは『Polydor』というメジャーレーベル所属のアーティストである。何故だ?契約はしたものの、レーベルからまともな予算が貰えなかったのだろうか?

本作の聞きどころは実はボーナストラックにある。本編は典型的なNWOBHMで、悪くは無いが所詮マニア向け。あの時代の雰囲気満載なので、聞く人が聞けばノスタルジーに浸れるだろうが、必殺の一曲があるわけでもなくそれ以上の価値があるとは思えない。
それに対してボーナストラックは、まず11曲目に隠れた名曲が収録されている。1981年リリースのEP「No Fun After Midnight」のB面に収録されていた曲で、切りつけるようなシャープなギターリフとキャッチーなサビが特徴的。ラーズ・ウルリッヒもお気に入りだったようで、1990年に彼が編纂したNWOBHMのコンピーレション・アルバムにも収録されている。
そして、次が1981年にシングルでリリースされた13曲目。なんとこの曲、職業ソングライターとして有名なラス・バラードが書いたもので、辛気臭い冴えないハードロックを演っていたこのバンドが、分厚いコーラスが印象的なメロディック・ハードロックを演奏していらっしゃるのだ。

いやー驚いた。本編は中学生の時にチェック済みだったけど、カネの無い中学生がひっそりとリリースされた7インチシングルまでフォローできるはずもなく、このCDを買うまでこの曲聞いたことなかったのよ。
多分、全く売れなかったんだろうなぁ・・・。いや、それどころかポップになったせいで叩かれたに違いない。こんなにいい曲なのね。
ちなみに、このシングル2枚でドラムを叩いているのは、本編リリース後に加入したサイモン・ライト。後に加入するAC/DCでのプレイと同じように、ここでもシンプルながらも非常にタイトなドラムを叩いております。

A-II-Zは1981年に解散し、オーウェンズ兄弟とサイモン・ライトはAURORAというバンドを結成するが、これもシングル1枚をリリースして解散。サイモンはフィル・ラッドの後任としてAC/DCに、ゲイリー・オーウェンズはケヴィン・リドルズ(元ANGEL WITCH)が結成した伝説のバンドTYTANに加わることに。



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